弱り目に藤原

益田のサヨナラ被弾に「あっけない幕切れを見るぐらいだったら追い付かなければよかったのに」はどこか他人事だったりもしましたが、そのバチが当たったのか今日は我が身に降りかかって鬱陶しい雨に強風という悪コンディションに塩を揉み込まれた気分です。
上位でロッテだけ負けたのも痛い、吉井監督の細かいミスが多かったとは藤原がかなり絡んでしまって四回に頭上を越されたのは前に出るか迷ったような中途半端な位置取りに思いもよらぬ跳ね方となって、あれはバウンドしたところをすぐに体で止めるような動きでなければ無理だったことで難しくはありました。
六回の牽制死は追い付いてさらに無死一塁でファールで粘ったものの走者を進められずその前にバントを失敗したこともあってそれらの穴を埋めるために気が急いてしまったのか、九回の三振ゲッツーはフルカウントでのオートスタートだったと思われあそこは太田を誉めるしかありません。
いずれも軽率と指摘できるようなものではありませんが逆に言えば球際ならぬプレー際の弱さを露呈したかのようで、先日から藤原レベル的に捕って欲しかった打球を続けて捕り損なうなどもあって運気としてどうなんだろう、そんな見えざる何かを感じてしまい気持ち悪くもあります。

次は本前で

美馬は強風に投げづらそうにしていましたがそこはお互い様、それを言い訳にはできません。
黒星こそいったんの追い付きで免れましたが6回7安打4失点は先発の仕事ができたとは言いづらく、自らの牽制や山口のファインプレーで炎上こそしませんでしたが内容的にはそれに近くとにかくテンポが悪い、悪天候だけになおさらさくっといきたいものが逆に飲み込まれてしまったかのようでした。
次回はどうするんだろう、気の毒なプレーもあっただけに間隔を空けるにしてもオールスター前にもう一度の先発があるようにも思いますが自分だったら本前が先かな、どちらが投げても蓋を開けてみないと分からないですが美馬が6度、本前が1度とここまでチャンスに差があるのはおかしいです。
決勝打を浴びたペルドモは言われてみれば来日初被弾はど真ん中、高く上がったので風で戻されるかと思いきや中段まで運ばれました。
そりゃ打たれるときもあるわけでしかし益田もそう、ペルドモもそう、どうでもいいところでのガス抜きでは無く痛恨となってしまったのが残念すぎます。

井上に一打は出ず

昇格した藤岡は欠場、井上はスタメンもヒットは出ませんでした。
友杉の連続試合ヒットが止まって守りでも雨中で苦しんでいただけに明日は藤岡のスタメンとなりそう、井上は好機に打席が回るも打球は上がらず同点のきっかけにもなった四球をどう評価するか、代打で安田が同点タイムリーを放っただけに信賞必罰ならベンチスタートでしょう。
ミスも多かったですが数少ない得点機にしっかりと点を取ったと言えなくもなく、明日の辛島、明後日のおそらく早川にもそうチャンスは作れないでしょうからそこは今日と同じでお願いしたい、そしてミスを減らせば何とかなるでしょう、高めのボールに手を出してバントを失敗した池田も繰り返さなければよいです。

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◆6月30日(金) 千葉ロッテ−楽天8回戦(ロッテ5勝3敗、18時、ZOZOマリン、18,546人)
▽勝 酒居 22試合1勝2敗1S
▽S 松井裕 26試合1勝2敗16S
▽敗 ペルドモ 30試合1敗1S
▽本塁打 小深田4号(美馬)、島内4号(ペルドモ)

▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、西村、ペルドモ、横山—田村、佐藤都
楽天 則本、安樂、酒居、鈴木翔、松井裕—太田

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