権利行使最終日にバタバタと動きがありました。
田口と戸柱が残留を宣言する一方で山川、西川、石田が行使して田村、松井裕、山崎福、平井と合計7人が移籍市場に飛び出します。
しかし田村は行使した上での残留ですし平井も基本は残留っぽく、松井裕はメジャー、NPBで国内移籍を前提とするのは山川、西川、山崎福、石田の4人です。
これが多いのか少ないのか、少ないんだろうな、何だかんだ権利を主張する選手会ですがそれであれば自動行使にすればいいのに、嫌がっているようにそれで自動戦力外となる選手も出てくるでしょうが権利には義務も付いて回って美味しいとこ取りは許されず、それで移籍も活発になるでしょう。
出来レース
山川、西川、山崎福、石田ですがほぼ出来レースでしかありません。
山川にはソフトバンクと中日が興味と報じられていますが資金力的に中日がソフトバンクに敵うわけもなく、ソフトバンクは王会長が消極的との話もあるようですがプリンス小久保監督の誕生で背に腹は代えられず、中村晃を犠牲にしても獲ることになりそうです。
西武としては単年減俸提示とも噂されていますが厄介者がいなくなってかつ補償も手に入れてウエルカムかな、人的もそこそこの選手が獲れそうです。
西川はパシフィックの野球がしたい、なんてのは結果から導いた理由付けに思えて、オリックスとソフトバンクが争っているようですがオリックスで決まりでしょう、ソフトバンクはウォーカーでDHが埋まって外野には柳田、近藤、そして周東もいて左の外野手をどうしてもという状況ではありません。
山崎福はバッティングをやりたくて逆にセントラルを志望なんてのがどこまで本当なのか、在京セのどこかと言われていますがソフトバンクが粉をかけてくる可能性が無いわけでもなく、文字どおりに争奪戦となるとすれば山崎福ですがいの一番で手を挙げただけにそのままテープを切るような気もします。
よく分からないのが石田で左腕、年俸、実績ともども山崎福と似たり寄ったりでしかしいまひとつ世間の評価が高くはなく、当てがあってのものなのか現状に不満があってのものなのか、具体的な球団名が出ていないのは石田だけでその動向が面白そうではあります。
傍観者･･･
さて、ロッテはいずれも舞台には上がれず傍観者でしかないのでしょう。
里崎あたりがロッテを有力としていた加藤貴、中田は行使をせず、山川らに食い込むわけでもないのはファンなら分かっていることです。
あるとすれば石田ですが例えば1億となるとチームバランスが壊れそうですし、まあ福田でやった過去はありますが、枠的な問題もありきっと無い、あったら嬉しいですが期待して裏切られるよりも最初から期待しないでサプライズを待つ、そんな習性が身についているロッテファン歴半世紀です。
中田は先発投手とのトレードを画策しているってタブロイド紙があったりもして、巨人で減俸もしくは一部年俸負担の上で二木とのトレードなんてね、さてさて。
