50 小沼健太 投手 25歳 年俸720万円
【2023年成績】 4試合 0勝0敗0S 防御率9.00 7回 9被安打 1被本塁打 3与四球 1与死球 4奪三振 被打率.310
7月に石川慎とのトレードで巨人に移籍しました。
本前、佐藤奨、森らとともに西野に続けと育成の星になれるかと期待をしていて、プロ初勝利も手にした昨季から一転しての退団が意外でもあります。
ただ調子がよかった昨季の出足に失速の終盤戦、と同じく開幕前は好調も開幕一軍を逃して昇格後は打ち込まれて、見切られた感があったかもしれません。
一軍では通用せず
練習試合での6試合零封は8回1安打6奪三振1与四球とほぼ完璧でした。
オープン戦ではやや打たれるもそれでも当然に一軍で、ポスト益田に向けて足固めをするシーズンかと思いきやまさかの開幕二軍は内容を評価されなかったのか、本人にはショックだったでしょうし他球団には狙い目となる端緒だったかもしれません。
それで気落ちしたわけでもないでしょうが二軍で防御率4点台、交流戦前に昇格して続けて抑えるも3試合目に3回4安打3失点と炎上すると交流戦後には2回5安打4失点がトドメだったか翌日に抹消されて、そしてその数日後のトレードです。
ストレートは140キロ台後半から150キロオーバーもあってフォークの落差もそこそこある、しかし課題だったなかなか空振りが奪えないのに変わりが無く、そのあたりも伸び悩みと判断された可能性があって、しかし巨人はイースタンでずっと見ていたはずで交流戦で抑えられたのも決め手になったのでしょう。
タブロイド紙などでは国吉の名も上がっていて原監督が力強いストレートを投げられる投手を求めていて、そのお眼鏡に適ったことになります。
育成枠へ転落・・・
打たれた2試合は6月上旬の再昇格後で、あるいは巨人の要請によるものだったのかもしれません。
そこで滅多打ちにされてのトレードも不思議な話ですがあくまで最終確認でしかなかったのか、そしてその頃から実は右足を痛めていた疑惑もあります。
それほどに前の2試合と、一ヶ月前のピッチングと結果差が顕著で、新しもの好きな原監督だけにすぐに一軍で使うかと思いきや二軍でもなかなか投げず、その後に防御率1点台と意地を見せるもオフに外脛骨摘出術、後脛骨筋腱縫着術となりました。
香月を繰り返すように育成枠契約への転落はイヤな予感しかありませんがそれでもまだ若い、何とか這い上がってもらいたいです。
査定不能
【オリオン村査定】 720万円 → 査定不能 ※7/3に巨人へ移籍
移籍したため査定不能です。
もしトレードが無ければ、そしてそのままのピッチングであれば10%程度のダウンだったと思います。
支配下登録されていたため育成枠でも来季以降は1年毎の契約となり阿部体制になってどういった処遇となるか、もちろん二軍で内容を伴えば大丈夫でしょうがダメだったときにあっさりと切られることもありえる、そのときはロッテが選手としてではなくもきっと何らかの形で拾ってくれるでしょう。