49 陳冠宇 投手 30歳 年俸3000万円
【2020年成績】 19試合 1勝0敗0S 防御率3.20 19回1/3 20被安打 1被本塁打 13与四球 0与死球 12奪三振 被打率.278
最後の写真がこんなぼけているものなのが残念ですが、しかし今季に唯一の正面からの写真ですので敢えてこれを選びました。
今となっては突然の別れの前兆、レンズが涙に濡れていてのものだと思うことにします。
それぐらいにビックリした陳冠宇の退団は台湾に戻りたいと本人の希望によるものとのこと、球団としては次年度契約保留選手に載せていましたので当然に来季も契約をするつもりだったでしょうからあるいは怒りのようなものがあったのか、ファンへの告知は本人の言葉も無いただ一行でした。
伝えられる家庭の事情とはご両親など台湾にいる親族なのか、まだお子様が小さいので一緒に過ごしたいとの考えなのか、あるいはご家族が日本にいたのであればより安全な台湾にと思ってもおかしくはなく、そのあたりは不明ですがいずれにしてもロッテで野球を続けるより重い理由なのでしょう。
結果を残せずとも首が繋がったときもありましたから一概に否定はできずも待遇は日本人と同じものでしかなく、また外国人選手としての一人目、二人目の扱いをしてもらえずに常に誰かに何かがあったときのサブ的な立ち位置で不安定となれば、別のものと天秤にかけたときのその決断も仕方がありません。
CPBLで頑張れ
野球は続けるのでしょうからおそらくはCPBLに所属するのだと思われ、大順や蔡森夫がそうだったようにドラフト会議を経ての入団になります。
海外である程度の実績のある選手には例外があるのかとも思っていましたが、しかし昨夏の陳偉殷もドラフト会議の日程が過ぎたことで海外志向を表明したと伝えられてその後にロッテへの入団となりましたので陳冠宇にもドラフト免除のようなことは無さそうな、ただそれで来季は浪人、となるには代表チームの常連であることからしてももったいない、との気運が高まって何らかの措置が執られる可能性はあるでしょう。
願わくばどういった形によるものであれ楽天モンキーズへの入団にはなりませんように、今後に事情が変わってNPBに復帰するとなったときにそのまま楽天に移籍となってしまえば、陳冠宇が大好きでずっとロッテでプレーをして日本人枠になるまで頑張って欲しかった自分には耐えられそうにもありません。
今季もそうでしたがキレのあるストレートがありながらも決め球に欠いて歩かせてしまう課題を克服できませんでしたが、それでも立場が安定をして自分的には推していた先発を任されればCPBLで抜群の成績を残せるはず、いつかまた国際大会で日本チームをきりきり舞いさせるピッチングを見せてください。
2015年通信簿
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2018年通信簿
2019年通信簿
【オリオン村査定】 3000万円 → 3000万円 (±0%) ※12/11に退団発表