佐々木朗の12球

心配していた雨に降られることもなく、佐々木朗が実戦デビューを果たしました。
打者3人に投じた12球はMAX153キロとマスコミなどは物足りないでしょうが、しかし11球のストレートのうち9球が150キロオーバーでしたのでポテンシャルの高さを見せつけてくれたと言ってよいのではないかと、「プロ初奪三振」を含む三者凡退ですので上々のデビューでしょう。
力んでもっとばらけるかと思っていましたがコントロールもまずまずでしたし、何より本人が楽しかったとコメントしていたのが一番です。
ピッチングとしては一年経ってようやく投げたということを差し引けば例えば明日の一面を飾るほどの迫力があったわけでもなく、ビシエドを152キロのストレートで見逃し三振に切ってとりましたが二木が平田から同じようなコースに136キロのストレートでの見逃し三振の方がボールの伸びが感じられました。
そのあたりはこれからですし今後に150キロ台半ばまで上げてくれば大きな武器になるでしょうからその軌跡を楽しみたく、また同じ打者に対するものであってもシート打撃とはまた違った緊張感と力の入れようからどのぐらいの間隔を必要とするのか、井口監督はオープン戦でまた投げさせると明言しましたのでそれが札幌であれば大吉、水道橋か横浜であれば吉、見送りとなれば凶ですから来週のどこで投げるのか投げないのか、その動向に注目です。

そんな今日はもっと大騒動になるかと思っていたのですが鳴り物が無くまた上限5000人ということもあってか、肩透かしぐらいに落ち着いたスタンドでした。
もちろん五回が終わった後のインターバルでライトスタンドは佐々木朗が出てくるのを見るべくポール際に殺到していましたし、これはベンチからの登場でガッカリだったでしょうが、また150キロ超えの表示に歓声が上がりましたが佐々木朗も心穏やかに投げられたのではないかと思います。
ただシャッター音は半端なくカシャカシャカシャと一斉に響き渡り、自分は諸般の事情からここのところはバストショットに注力しているため一人だけそのタイミングが違って何だか申し訳がなかったのですが、せっかくですので一枚だけ全身ショットを撮ってみました。
ブルペンで気になっていた左足の上げ方は昨春のシート打撃で160キロを出したときには左胸にぶつかるぐらいだったのに比べれば気持ち低めか、それでもかなりな位置まで上げていますしそれでいて軸がぶれていませんので下半身がしっかりしているのでしょう、そしてとにかく手足が長いです。
京田が立ち姿に華があると評していましたがまさにそのとおりで、誰でも真似ができるものではないこのフォームを大切にしてもらいたいです。

二木も上々

佐々木朗の露払いみたいな形になってしまった二木ですが、5回零封と開幕戦に向けてこちらも上々のピッチングでした。
ストレートは130キロ台後半でしたが打者が詰まったり呆然と見送ったりしていましたので、本人の目指す質の良いボールが投げられていたのでしょう。
先頭打者を出すも連打を許さずカウントを悪くしても歩かせることもなく身上の粘り強さを見せてくれたので安心しましたし、出来としてはもうひとつな感じはありましたがその中で試合を作っていけるだけのところまできたなと、まさにエースの風格だったと思います。
その二木よりもあるいは収穫だったのは土居の強気が見られたことで、東條が危険球での退場で前倒しかつ回跨ぎとなり自らも頭をかすめるようなボールを投げて怒号が飛び交いましたが、しかしそれに臆することなく内への要求にしっかりと応えるどころかさらに食い込むようなコースに投げていました。
コントロールがままならなかっただけじゃないの、との突っ込みはさておき、まさかの開幕一軍を引き寄せる「プロ初セーブ」です。

ようやく井上

打撃陣は教育リーグの面々が合流しつつありましたが、そこから取り残された感のあった井上もスタメンに名を連ねました。
そして初打席の初球を叩いてツーベースを放ち、二打席目は外のボールをらしく右方向へ、三打席目もファールになりましたがあわやの大飛球です。
井口監督は試合後に「井上、レアード、山口の三人でDHとファーストを」との構想を明かしましたが三人とも並べてみたい、なかなかに悩ましいです。
また七回の得点シーンは見事で小川の絶妙なセーフティーに和田でしかセーフにならない内野ゴロでの生還と、これこそが1点をつかみ取る野球でしょう。
今日はベンチから外れたのか試合後に打撃練習をしていた藤岡と小川とのショート争いが面白くなってきましたし、あの足を魅せられると和田は置いておきたいのでピンチなのは菅野なのか、それぞれ一本が出ましたが低空飛行の安田と藤原をどこまで我慢するのか、思案もあと一週間ちょっとです。

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◆3月12日(金) 千葉ロッテ−中日1回戦(ロッテ1勝、13時、ZOZOマリン、4,966人)
▽勝 二木 3試合1勝
▽S 土居 8試合1S
▽敗 小笠原 4試合1敗
▽本塁打 高橋周2号(小野)、京田1号(東條)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、佐々木朗、小野、東條、土居—田村、佐藤都
中日 小笠原、鈴木、谷元、橋本—木下拓、桂

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