面倒くさい朗希騒動がどう決着するか、全く見えません。
ちらほらと希望するタイミングでポスティングできる条項を契約に盛り込んでいるなんて話が出ていますが、それであればもっと話は簡単でしょう。
これほど引っ張ることもなく佐々木朗が権利を行使して終わりのはず、よって明示的なそれが無いのだと思われます。
一方でその手の条項が全く無ければこれもここまで引っ張ることなく球団が蹴散らせばいいだけの話で、何やらそれらしきものの存在を否定できません。
状況的に「活躍した選手がメジャーに挑戦していくことについては球団として後押ししていきたい」が同床異夢をもたらした可能性があります。
佐々木朗とすれば「後押しするって言ったよね」と主張して、球団は「活躍したらと言ったよね」と跳ね返す、そんな感じです。
定量化?
これが明文化されているのか口約束だけなのか、仮に前者であっても定量的なものでなければどちらも押し切るのは難しいでしょう。
そのためこの「活躍」を定量化するせめぎ合いになっているのかも、例えば「規定投球回に達したら」「それだけじゃ足りない」などなどです。
入団時には25歳ルールができていたのに球団が「いつでも」を約束した、そこまでアホとは考えたくもなく、さすがにそれを約束していたら「育成5年計画」なんて悠長なことをやってはいないでしょう、そして当時の佐々木朗もこのタイミングでポスティングとは考えていなかったと思います。
それがWBCでメジャーを身近に感じてそして大谷の活躍、山本の大型契約を自らに重ねて熟んでいるのではないかと、解決には時間がかかるかもしれません。
ちなみに佐々木朗の親族が広告代理店に勤務しているとの噂もあるようで、噂どおりであれば人質に取られたも同然でさらに面倒くさくなります。