一律25%ダウン提示が暴露されてどうなるかと思われた契約更改は、ここまで無難にきています。
発覚したことで手心が加えられたのか、それとも当たり前に下がる選手へのそれが過大に受け止められたのか、いずれにしてもソフトバンクなどと比べれば見劣りはしますがアップ査定はそれっぽく、ダウン査定も気の毒なケースはほとんどありません。
今季の復帰が期待先行でしかなかった種市の再びのダウンはどうかと思いますが公式戦がゼロとなれば仕方がないところではあり、そして意外にも複数年契約の荻野がミリオンダラーズになったのは変動制だったのか出来高を年俸に組み入れたのか、他人の懐事情ながらも喜ばしいです。
そして予想どおりと言いますかさすがに球団も考えていたようで、まだ未更改の選手もいますが田村はどうやらBランクに留まりそうです。
並べてみるとしょぼい・・・
A 益田 2億円(未更改)
A 石川 1億5000万円
A 福田秀 1億2000万円(未更改)
B 美馬 1億2000万円(未更改)
B 荻野 1億円
B 唐川 8000万円(未更改)
B 角中 7500万円(未更改)
B 中村奨 6700万円(未更改)
B 田村 6500万円
B 小島 6200万円
C 国吉 5720万円(未更改)
C 二木 5500万円
C 西野 5250万円(未更改)
5000万円以上の選手を拾い上げてみましたが、これだけしかいませんでした。
現時点で田村は9番目、国吉はベースが高いものの防御率1点台ですので1000万円ぐらいのアップがあるかもしれず、そうなると田村は抜かれて10番目とギリギリで、自分の査定は1000万円ダウンの6000万円でしたがその半分しか下がらず小島が半端なところで止まったのには作為が感じられます。
西野は種市と同じく下がると思われ、これ以下の未更改では藤岡が3500万円で届くはずもなく、来季の国内FA権取得を意識したのが分かりやすくもあります。
あとは角中がどこまで下がるか、東條とともにここまで更改していないのは下交渉が難航しているような気がしますが、何にせよ清田の契約解除と松永の戦力外通告が無ければもちっと面倒なことになったでしょうから、球団はあれな表現ですがしめしめと思っているかもしれません。