普通という奇跡

よつばと! 15    
KADOKAWA

よつばと!の15巻が遂に出ました。
先月末の発売でしたがショップのクーポンが発行される今月までじりじりと、2年10ヶ月も待ったのですから数日ぐらいと歯を食いしばっての2日間です。
珍しくも表紙と同じデザインのポストカードが特典になっていて、そしてショップ特典のしおりも無事にゲットできました。
このペースの遅さにはさすがに自覚があるのでしょう、自虐的なツイートも飛ばしていたりもして1年どころか次は3年後ぐらいにもなりそうな、自分が出会ったのは2008年ですが初巻が2003年ですからもう18年も経ちましたが、しかし作品内ではまだ1年も経っていないはずです。
サブタイトルは「普通という奇跡」で、冬に入ってこたつを出したり石を拾いに行ったり髪を切ったり、そんな普通な毎日が描かれています。
よつばの何気ない、しかし大人の心をぐさっとえぐる一言にくすりとさせられ、その大人たちがほっこりしながら見守る姿は旧き時代への憧憬なのでしょう。

そして小学生へ

幼稚園には通っていないっぽいよつばですが、いよいよ小学校への入学が近づいています。
そんなランドセルを背負うよつばを見て思わず涙ぐむとーちゃんは、ジャンボややんだと親の自覚について語り合います。
ちょっと若いとーちゃんと幼児のころのよつばのカットもあり必見で、ばーちゃんに綾瀬家の三姉妹やかーちゃん、しまうー、みうら、不在だったのは虎子と小春子ぐらいのほぼオールスターキャストはこれまでで一番に分厚い256ページの全7話、「よつばとくつした」「よつばとバナナジュース」「よつばといし」「よつばとしけんべんきょう」「よつばとえのぐ」「よつばとほん」「よつばとランドセル」を是非ともお楽しみください。

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