勝ったけど勝てなかった

今日は、と言いますか現在進行中のようですがauの障害でデジタル会員証、デジタルチケットで苦労した方も多かったのではないかと、公式サイトにはwifiで表示したまま球場に来てくださいなんて無理難題が、日本ハムからは鎌ケ谷では今日に限ってスクショでもいいとのメールが届いていました。
そして今日はくそ暑かったようで昨日のナイターだって暑かったのに地獄だったのではないかと、勝ててよかった、ロッテファンには心身ともに疲労困憊を避けられて何より、明日は今日ほどではなさそうですが同じように勝ってくれ、一気に3タテを食らわせてソフトバンクへの挑戦権を奪い取りましょう。

小島はまた勝てず

そんな酷暑の中で小島は6回3安打1失点も、また勝てませんでした。
負けなかったのがせめてもの救い、なんてのは慰めにもならず、あまりに可哀想すぎて他人事ながらも査定での配慮を願ってしまいます。
言うほどばらけずも5四死球と久しぶりに乱れて、実況がさかんに際どいところを取ってもらえない、を繰り返していましたがただ映像で見ているとまあボールだったかなと思えましたし佐藤都のミットの動かしが露骨すぎて、それで心証が悪くなったような気がしなくもありません。
それでもスライダー、カットボールが上手く抜けていて大崩れをしないのが小島の大黒柱ぶりで、五回のピンチを切り抜けて六回は三者連続奪三振を、同点の106球で勝たせてあげるための続投もありだと思いましたが暑さもあっての疲労を考慮したのであれば正しい判断でしょう。
そして記録大好きなニッカンによれば小島は今季1248球で僅かに1勝、オスナは41球でそれを超える2勝目を手にして、残酷な現実です。
オスナはまだまだ、とは黒木でしたが本人は慣れてきたと自信か過信か、このまま八回に固定して東條、オスナ、益田になりそうです。
地味なところですが勝負の分かれ目はサードの守備力だったのではないかと、守備固めを出されることも少なくない安田ですが鋭い打球への脊髄反応には秀でていて、一方で先制犠飛は打ちましたが内田はそこが鈍く安田の打球もそうでしたし山口のもそう、後者は同点劇に繋がっただけにその差が目立ちました。

両舶来砲は欠場

今日も入れ替えは無く、そしてレアード、マーティンともにスタメンから外れるどころか欠場でした。
左腕を相手にその左腕を打てていないレアード、右だろうが左だろうが打てていないマーティン、ですからそれが妥当なのが哀しすぎます。
八回の満塁で小川に代打で出てくるかとも思いましたがやはり左だったのが理由か、ベンチに高価な地蔵が二尊、しかしご利益はありません。
同点は岡のスクイズで外高めの難しいボールに飛びついて、無死二塁からバント、スクイズの点の取り方は消極的に思う人も少なくないでしょうが流れを変えるという意味では効果的で、黒木はそれでは1点しか取れないとはそのとおり、でもその1点こそが今のロッテ、小島には必要です。
売り出し中の鈴木翔を攻略、と言うよりは勝手に自滅しただけですがこれも大きく、安樂と宋家豪が抹消されただけになおさらです。
それでも結局は4安打でしかなく明日の早川にも苦労をしそう、美馬の交代タイミングも考えなければなりませんし、しんどい戦いになるでしょう。
そして安田、また打撃フォームが変わったとの指摘に注視してみればスタンドからの後ろ姿では球審が邪魔でよく分からなかったものが中継ではハッキリと、懐を大きめにしてタイミングの取り方が肘の上下から両腕のそれに変わって構えはどこか左の井口みたいになっていました。
一時期は福浦のような感じでしたし安田はどこにいるのか、どこに行くのか、そもそも安田ってものがあるのか、悩み深いです。

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◆7月2日(土) 千葉ロッテ−楽天13回戦(ロッテ7勝5敗1分、14時、ZOZOマリン、19,090人)
▽勝 オスナ 3試合2勝
▽S 益田 31試合1敗19S
▽敗 鈴木翔 17試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、東條、オスナ、益田—佐藤都、加藤
楽天 辛島、西口、鈴木翔—太田

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