周りを巻き込んでの内野シャッフルが大失敗に終わって、その当事者中の当事者である中村奨がセカンド復帰を直訴して、それを吉井監督が受け入れました。
いや、あくまで中村奨がそう受け止めているだけで「(吉井監督からは)『奨吾の思いは伝わったから、色々なパターンを考えて、こっちも色々考えてみるけど、セカンドでまずこのオフは練習してきてくれ』ということは言われました」とは本人の言葉です。
とは言え「思いは伝わったから(=そのとおりにするとは言ってない)」「色々なパターンを考えて(=セカンド一本とは言ってない)」「色々考えてみるけど(=思いどおりの結論になるとは限らない)」「セカンドでまずこのオフは(=石垣島でどうするかはこれからだ)」と付け入る隙はあります。
それが分かっている中村奨なのか、そもそもこの言葉どおりに吉井監督が伝えたのか、聖域が続くのか続かないのか、もう夜も眠れません。
中村奨のための施策だったのにたった一年で、上沢かよ、こんなことになって本来であれば怒っていい吉井監督が唯々諾々とそれを受け入れるとなると結果がどうあれガバナンスが問われる、それこそ千葉ロッテパムズが千葉ロッテショーゴズに衣替えなんてのは勘弁です。
心理的要素だとさ
ところで吉井監督は日本臨床心理身体運動学会なるものに参加してインテリロードをひた走っていますが、そこで聞き捨てならない発言です。
言うに事欠いて「心理的要素はスポーツにおいてコーチングの部分で沢山、交わることがあります。選手たちのパフォーマンスにも大きく影響すると思っています」と、これを聞いたら安田が目を剥くんじゃないかしら、それともその安田の事例で反省をしての言葉であればよいのですが、不安しかありません。
来春の石垣島で「安田、サードはやっぱりお前しかいないよ、悪いな、回り道させて、頼むぞ」となる吉井監督であってくれよと願います。
太れ木村
木村が増量計画です。
確かにまだ細い、と言うよりはプロの体付きになりきれていない感はあって、そこは体重よりは体幹だと考えますがそれでも重さも必要でしょう。
プロ入りのときの185センチで77キロは軽い、あくまで公称ですが同じ185センチだと吉川が82キロ、ルーキー廣池が85キロ、そして石川柊が88キロです。
木村には田中晴に続けるように実家に帰ってハンバーグを食べながら鍛え上げてもらいたく、次のプロスペクトになれるよう頑張ってください。