どういう思惑なのか

藤岡の来季は背番号7となります。
そもそも背番号を変えることが好きではない自分ですが、それでも若い番号が一つのステータスとなっている日本球界ですから例えば角中が61を3に、種市が63を16に変えたのは心情的に分からないでもなく、しかし今回のそれは主力クラスの4からほぼ横滑りです。
岡が39を25に横滑りしたのは明大のときの25にこだわりがあったとも伝えられて同じく藤岡に7へのこだわりがあるかと思って探ってみればあまり背中が写っているものが見当たらず亜大での5、トヨタ自動車での0はそうでもなさそう、社会人時代の侍ジャパンでは7を背負っていてそれが微かな痕跡でした。
もっとも言い出しっぺは球団らしく、どういう思惑なんだろう、まさかレプリカユニの買い直し需要を狙っている疑惑はさておき昨オフに打診となれば4にこだわりがある助っ人獲得が理由でも無さそう、今岡の2のようにロンダリングの必要も無いですし、よく分かりません。
どうあれ新背番号で新ポジション、殊勝にもコンバートに前向きなコメントは驚きの3000万アップで口もなめらかに、相応しく頑張ってください。

サブローになるなよ

藤原も自分の査定を上回る1000万の昇給でした。
そして長打力アップを目指している模様、一時期に諦めたと報じられた体重増にも取り組んで少しは増えたっぽいです。
しかし藤原に望むのは長打よりまず打率で、2割3分で10発であれば2割7分で30二塁打こそが目指す道と考えるだけに不安しかありません。
サブローも長打を志向して体重を増やして走力を失って、20発前後を2年続けて日本一にも貢献しましたが以降は右肩下がりでした。
もちろん藤原がガンガンと放り込んでくれるのであれば喜ばしいですが3割近くを打っていたときのサブローとは違ってレギュラーですらない藤原のそれが正解なのか、それは今なのか、レギュラー争いに勝ち抜くための武器としての発想でもあるでしょうが幸あれとしか言いようがないです。

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