二度あることは三度ある

バッテリーミス、無駄な四球と似たようなプレーが目立ったカードに負け越しました。
ソフトバンクが9連敗、日本ハムが10連敗ほどに大型連敗は無く耐えていると言えば耐えているのですが、ちょっと前に西武が8連敗だったかと思えば6連勝で楽天にも8連勝があって浮き沈みが激しい中では安定しているのがオリックスとロッテで、しかしじわじわと引き離されていきます。
つまらないミスもあって殺人的な暑さの中で球場に足を運ばれたロッテファンにはお疲れ様でした、オールスター休みにこちらも休んで英気を養いましょう。

あまのじゃく

種市も有言不実行でした。
取り組んできた成果を出せるように」の小島が何も変わらず自滅してしまえば「1イニングでも多く粘り強く」の美馬は5回降板となり、そして「テンポよい投球を心がけて頑張ります」の種市は「テンポの悪いピッチングになってしまった」と悪い冗談を聞かされているかのようです。
飛び出した走者を刺そうとした柿沼が投げ損なったかと思えばゲッツーを焦るほどのタイミングでもないのに自らも朗希ばりの悪送球をやらかしたのはバッテリーの自業自得としても、風で戻されたか打ち取った打球を岡が捕れなかったり石川慎が見失ったりと不運はありました。
しかし6回途中の123球で分かるように追い込みながらも何がしたいのか意味不明なボール球が多く二死から歩かせたりもしてテンポの悪さは本人の言葉どおりで、それが野手の守りに影響したとは言いませんが暑い中で集中力を欠く要素ではあったかも、吉井監督もそこには苦言です。
ただ苦言で終わらずに言いっ放しでは無いのが吉井監督で「次はオールスターで機嫌直して、後半戦頑張ってほしいと思います」の言葉を胸に、あの打球が落ちた瞬間に小さく首を振って腹に据えかねるところももちろんあったでしょうが気を取り直して頑張ってください。

もう学んだだろう

石川慎は左腕藤井から2本のヒットを含む3安打猛打賞とバットは絶好調ですが、件のプレーでさすがに守らせてはいけないとベンチは学んだはずです。
箱庭でもやらかしましたが守らせるにしても屋根がある球場限定で、さすがにあれは投手が可哀想で本人もそれで打撃に影響が出てしまえば元も子もありません。
吉井監督の「ショートはレフトが捕ると決めつけていたみたい。フライが見えないところを予想しながら野球をやってほしい」はさすがに酷ですが、あるいはポランコが守っていれば「俺がカバーしないと」と藤岡は最初から自らのボールと追いかけたかもしれない、なんて思ったりもします。
逆に言えばチームメイトも学んだのであればこういったのも減っていくのか、すぐに両手を広げて見えないアピールをしていた石川慎が声を張り上げてそれを伝えていたのか伝わっていたのかも話し合って欲しい、歓声で聞こえなかったとすればしゃがみ込むなんてのもいいかもしれません。

アホらしい

吉井監督の采配で気に入らないのは打順の組み方で、百歩譲って四番キャプテンはいいとしてもバントは勘弁です。
期待しないのであれば初回も一死であっても送らせてくれ、独走態勢に入っている併殺王が炸裂したその初回のゲッツーがあったことでの指示かもしれませんがしかし八回の無死一塁はそのまま打たせて、終盤の2点ビハインドで正しくはあれどこと中村奨としてはつじつまが合いません。
そもそも先月に続いて今月も2割に毛が生えた程度でしかないダブルミリオンの出ずっぱりに意味があるのか、池田か茶谷に4打席を与えたくもなります。

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楽天 1 0 0 0 1 2 0 0 0 4 12 1
千葉ロッテ 0 1 1 0 0 0 0 0 0 2 7 2

◆7月17日(月) 千葉ロッテ−楽天13回戦(ロッテ7勝6敗、17時、ZOZOマリン、22,098人)
▽勝 安樂 32試合1勝
▽S 松井裕 34試合1勝2敗23S
▽敗 種市 14試合6勝4敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、東妻、メルセデス、横山、西村—柿沼、田村
楽天 藤井、安樂、内、鈴木翔、渡辺翔、松井裕—太田、安田

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