週が明けてもなかなか発表されずに危うくマクダニエルにも腹を切らせるところでした。
早朝に各紙が一斉に「大筋合意」と同じ表現で報じましたので、球団から事前に何らかのリーク及びタイミングの指示があったのでしょう。
昼には無事に公式サイトでも正式の獲得が発表されて、ペルドモの入団が決まりました。
就労ビザの関係で石垣島の頭に間に合うかは難しそうですが間に合うはずのメルセデス、カスティーヨ、ポランコとともに前轍を踏まずにキャンプをこなしてくれよと、こなさせてくれよと、背番号はゲレーロを引き継ぐと予想しますが各選手とも一日でも早い入団会見を心待ちにします。
先発?
さてペルドモ、2020年のオフにトミージョン手術を受けていますが翌年オフにはウィンターリーグで復帰して今季は3Aとメジャーで38試合、そして今冬のウィンターリーグでも14試合に投げていますのでそこの心配はあまり必要なさそうな、とりあえずは気にしないことにします。
その成績からして伝えられる130万ドル+出来高50万ドルはそれほど年を食っていないとなればお買い得にも思えるのですが、やたら高騰する一部の選手を除けばこのあたりのクラスは余剰気味でニーズがあまり高くないのかもしれず、どうあれ出来高を獲得するぐらいの活躍を願いましょう。
ピッチングスタイルとして吉井監督は「ゴロで打たせてとるタイプかな」とコメントしていますがどうなんだろう、150キロ超のストレートはメジャーでは珍しくはないでしょうしオスナほどではなくも与四球が少なめなのと奪三振があまり多くないのが数字上ではそれを裏付けているようには思えます。
それもあってか近年はリリーフですがデビューしてしばらくは先発だったことで「起用方法は実際に見てから考えたい」とはこれも吉井監督で、チームに必要なピースとして獲得したわけではなく獲ってから考えるのもどうかとは思いますがビデオと数字だけで決めつけるよりはよいのかもしれません。
それでも3Aやウインターリーグではイニング数に近い奪三振ですので守護神の可能性も視野に入れつつ、動くペルドモを早く見たいです。
打ち止め?
時期的に少なくともキャンプ前の助っ人はこれで打ち止めになるのでしょう。
もしその後も獲得が無いままに終わると来季もコロナ特例が継続で一軍の外国人選手枠が5人のままなのにそれに足りない4人は球界を見渡してもいつ以来だよとなるぐらいの少なさで、これが日本人選手が盤石なラインアップならまだしも球団の本気度を疑われても仕方がありません。
もしペルドモが先発となれば日によってはベンチ入りの助っ人が2人だけという、不調とか故障とかを除けば空前絶後な状況になってしまいます。
これがもう割り切って来季は育成のシーズンだ、と銘打てばこと野手はポランコだけで和田、西川、山本らにガンガンと出番を与える、それを楽しむという過ごし方もできますが言わされているにしても優勝を口にする吉井監督、この状況に本音がそろそろ漏れるのではないかと日々そのブログを要チェックです。