2022年通信簿 92 国吉佑樹

92 国吉佑樹 投手 31歳 年俸7400万円

【2022年成績】 6試合 0勝0敗0S 防御率1.80 5回 5被安打 0被本塁打 3与四球 0与死球 4奪三振 被打率.278

昨季ほどの活躍は難しいだろうとは思っていましたがここまで壊滅的なのも想定外で、目指したバージョン2.0は改悪となってしまいました。
その数字だけを見ればさほどに悪くはなかったと言うよりはもっと使えばよかったのに、となるのですが実際にそのピッチングを見ればとてもそんな心境にベンチがなれなかったのも当然なぐらいにボールが暴れまくって手の付けようがなかった国吉です。
ただそれでも閉幕間際に昇格させたのですから来季に向けてどういったピッチングができそうかを確認したかった、投げないままに終わったのは井口ロッテらしくそこが吉井監督になってどう代わるのかを期待したいとは何でもかんでも申し訳なくももう国吉で頭を抱えたくはないのでお願いします。

ザ・国与四

その兆候は開幕前からありました。
練習試合、オープン戦で8試合を投げての防御率7.36は7回1/3で10安打もしんどかったですが7四死球はさすがにどうよ、それでも開幕一軍だったのは「やってもらわねば」だったのでしょう、初登板こそ1失点でしたが次の試合は抑えて、しかしその次に1安打1四球で一死も取れずの交代で抹消です。
イニング途中で代えたのもそうでしたがあっさり浦和に送還したのはベンチにもプレシーズンのピッチングに懐疑的だったためではないかと、そして浦和での乱れっぷりがさらに酷くなって2/3回で6四死球だったりストレートが140キロ台前半まで落ち込んだりどうにもなりません。
二軍での成績は22回1/3で29与四死球、3暴投、防御率11.28は壊れたとしか言い様が無く、投手はいきなり衰えがくることがあるもののここまで急なのは考えづらくイップスを疑うほどの抜けたボールも目立ちましたし、このまま終わってしまうかと思っていたほどでした。

千隼バージョン

それでも佐々木千ばりに右手をグラブから出すフォームにマイナーチェンジしたのがよかったのか、一時期は箸にも棒にもかからない状態だったものが徐々に落ち着きを見せたことでの実現はしなかったものの最後の最後のテスト登板だったのでしょう、そこに期待するしかありません。
もし来季もここまで酷くはなくも浦和生活が長いようであれば「加藤が無償なら国吉もそれでいいよね」なんて声がDeNAファンから聞こえてきそう、澤村はちょっと違うにしても陳偉殷、ロメロ、そして国吉までもが一瞬の輝きで消えてしまうようであれば中途補強に尻込みしてしまいます。
順調であれば来季に取得見込みだったFA権取得も消滅してその来季は踏ん張りどころ、2024年オフの目玉となれるよう復肩あるのみです。

2021年通信簿

【オリオン村査定】 7400万円 → 6400万円 (▼14%)

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