オールスター戦ファン投票の最終結果が発表となり、ロッテからはマーティンとレアードが選ばれました。
マーティンは初、昨年は中止となりましたのでレアードは一昨年に続いて二大会連続の選出はその一昨年が2013年の井口以来でしたからいかにロッテが置き去りにされているか、複数選出に至っては2010年の里崎、金泰均、井口以来の11年ぶりですし、外野手では1980年のリー以来の31年ぶりとなります。
その1980年以降をざっと調べてみれば1980年は有藤とリー、1981年は有藤、1982年が落合、1983年はゼロ、1984年は落合、1985年は村田と山本功、1986年から1992年はゼロ、1993年は宇野、1994年は伊良部、1995年は伊良部、1996年から1997年はゼロ、1998年はフリオ・フランコ、1999年はゼロ、2000年は石井浩とボーリック、2001年は黒木、2002年はゼロ、2003年は小林雅、2004年はゼロ、2005年は藪田と小林雅と西岡、2006年は里崎と今江、2007年から2008年はゼロ、2009年は里崎と井口、2010年は里崎と金泰均と井口、2011年は井口、2012年は井口、2013年は井口、2014年から2018年はゼロ、2019年はレアード、そして2021年がマーティンとレアードとなれば、自分的にはオールスター休みは休んで欲しいのでウエルカムですが寂しくないわけでもありません。
熱狂的で知られるロッテファンですが数に劣りますので、山本功、宇野、フランコ、石井浩、井口など他動的な知名度が無いと選ばれるのは難しくなります。
当時としては珍しい156キロの伊良部、WBCベストナインの里崎、ジョニー黒木を除けば小林雅がそういったものが無いところですので珍しい存在ではあり、2017年の地元開催でもゼロでしたから、ホームラン争いをしているとは言ってもマーティン、レアードの複数選出は快挙と言ってよいでしょう。
オールスターよりは五輪
今年は五輪休みがあるためオールスター戦へのアレルギーはさほどでもないので、それよりも五輪の最終予選を勝ち抜いて初戦で日本代表とぶつかるドミニカ代表にロメロが残るのか、メキシコ代表に選ばれるかもしれないとの噂もあるレアードがどうなるのか、の方が気になります。
ロメロが残るのであれば来日をしてそのままチームに合流となれば喜ばしくも、しかしビザの関係でそういうわけにもいかないのでしょう。
またレアードは前回のWBCでメキシコ代表としてプレーしていますので声がかかれば参加をしそう、エキシビションマッチが始まってすぐの7月28日から勝ち進めばシーズン再開に一週間を切る8月7日までチームから離れることになりますので悩ましい、この両選手の動向から目が離せません。