残念な水入り

前日の勢いのままに一気に勝ち越しといきたかったですが、降雨で中止となりました。
船橋は風こそ強かったものの予報ほどには降らず仙台の雨雲レーダーでもいけるかと思っていたのですが、試合前の練習はグラウンドでできたようですしスタメンまで発表されましたし、しかし「天候の回復が見込めない」は楽天側の専権事項ですので仕方がありません。
小島はスライドせずおそらく地元開幕でしょう、そう予想していたので収まるところに収まったと、あとは佐々木朗の踏ん張りです。

浦和は連日のサヨナラ

船橋がそんなでしたので浦和も似たようなものだったのでしょう、降っていたかどうかは分かりませんが二軍戦は開催されました。
開幕3連敗だった昨年の覇者、浦和マリーンズは前日に続いてのサヨナラ勝ちは西巻のツーランです。
ここまで茶谷が.389、池田が.333と開幕一軍を逃した悔しさをバネに平沢が躓くようであれば取って代わる勢いで、外野はなかなか入れ替えがありそうな布陣ではありませんが菅野も.357、守れなければどうにもならないにしても福田秀が.333もいい感じです。
ただ荻野、田村、安田の姿は無く長期戦になりそうな、もっともそう思っていた佐々木千が復帰しましたので唐川とともにまったり待つしかありません。
そして昨秋の段階では夢のようなシーズンしか描いていなかったであろう加藤は3打数1三振、森下が3安打3打点で山崎伊はタイムリーを、勝野は左中間スタンドに叩き込んで、投手より打てないようでは一軍は見えてきませんのでしっかりしてくれ、まだ加藤の力は必要です。

ショートの宿命

さて平沢、今日もスタメンに名を連ねましたのであっさり見切られることは無さそうです。
それでも守りがあまりに酷かったのでタコが続くと茶谷、池田に目がいってもおかしくはなく、まず一本が欲しいところです。
その守りはサードを守ったことが無いわけではありませんがショートが大半の平沢には宿命ではあり、サード寄りの打球、体の右への打球は正面で捕る、止めるのではなくそのままスローイングにスムーズに移れるよう体の横で捕るのがきっとセオリーなのでしょう。
鳥谷がそうでしたし昨季の藤岡もそうでした、平沢のような動きを何度も見せられましたし、染み付いている動きが脊髄反応で出てしまったような感じです。
ショートに比べれば距離的に痛烈な打球が多いサードですからこれはもう体で覚えていくしかなく、ショート上がりのサードが乗り越えなければならない壁を平沢が越えられるかどうか、サードの守りをいつできるようになるか、生き残りのためにも体中が痣だらけになろうとも頑張ってください。

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