きらきら光る

仙台のお空にキラーの星が輝きました。
前回に完封負けを食らったのに続いて6回1失点で2勝目を献上して、ちなみに古謝にとっての前回登板はオリックスを相手に5回8安打5失点です。
キラーになるだろうとの予感はありましたが二回目となると確信に近い、そんなにやられるほどのピッチングとも思えずなおさらに目まいがします。
借金完済どころか超不調とされるソフトバンクと0.5差で最下位が目の前に、星を見ながら地べたに這うのも乙なものなんて心の余裕はありません。

淡々と負けた

完璧にやられたわけでもなく淡々と負けた、そんな印象です。
だからこそ逆に古謝とすれば次が悪くても悪いなりに抑えられるなんて手応えがあってもおかしくはなく、キラーの必須条項でもあります。
前日と同じく序盤のチャンスをものにできず主導権を握れず、あと一本が出ないのはいつもの風景でした。
何なんだろうなぁ、ともに2割1分台まで落ちてもソトはコースヒットながら1安打でポランコは2四球と外しづらく、そうでなくても外すベンチとも思えず、でも結局はここが、ど真ん中が湿っていておんぶに抱っこの脇役も決めきれずって、まあ、負けるときはこんなものです。

未来を感じたい

2割6分台なら使って当然の中村奨を三番に据えるも旬が短く気が付けば1割台、右を並べる作戦はまたしても不発です。
左は地味に高部がなぁ、打っていないわけではないですが肝心なところでミスっているイメージで現状の打線に贅沢な望みですが決定力が欲しいです。
西野に案の定の田村が唯一のタイムリーが喜ぶべきなのかも悩ましい、もしかしたら初めての普通のヒットかもしれない山本が四球も選んで右でも出番を広げられるか則本を叩いた寺地はどうなる、ぶっちゃけ両舶来砲も含めて2割ちょいしか打てないなら、同じ負けるなら若手で未来を感じたいと思った今日の試合でした。

浦和は若さムンムン

浦和ではチームとしての方針なのかサブロー監督の嗜好なのかは分かりませんが、積極的に若手が起用されています。
ここ数年の淘汰で中途半端な中堅どころが少なくなったのはありますが、今日などは二番西川三番宮崎四番立松とルーキーが並んで宮崎がショートだったことでセカンド金田、サードには谷村と見ていて楽しいだろうなぁ、出番が無かった松石は3割を打っていてアセベドも西川山本と同い年で若手の範疇です。
一時期の勢いが無くなりつつある山口安田池田が途中出場で今季の現地が二軍中心になりそうな自分には追い風、是非ともこのままを維持してください。

どんなVISION

そういう意味では野手だけでなく、投手も澤村を使っている場合ではありません。
若ければいい、何でもいい、とは言いませんし御年37歳ながらも150キロを軽々と超えてスプリットの落差もあって素晴らしい、しかし勝ちパターンで投げさせるのでなければ澤村の必要があるのかとの素朴な疑問が、支配下選手登録枠も含めて若手の出番を奪っている側面があります。
もちろん澤村が悪いわけじゃない、どうチームを作ってどう世代交代をさせていくか、文字どおりにVISIONが問われる現状でしょう。

まとまりに欠く

試合に戻って西野、序盤の失点が痛すぎました。
九番に高めの失投を叩かれてスリーランを浴びて、5回7安打4失点で先発の仕事をできたとは言えないでしょう。
もっとも4点目は例によってのソトがボールに手が付かず実質的にはエラーで流れとしても最悪、あの1点で攻撃として打つ手が狭まって基本はただバットを振るしか無くなったと言えなくもなく、右を見ても左を見てもの状況でソトを外す決断ができるとも思えませんがDHソト、レフトポランコはあるかもしれません。
で、西野はそこまで悪かったとも思えませんが今日は狙ったとおりに投げられなかったボールが多すぎた、まとまりにも欠きました。

詰めが甘い

打者が上田なら投手は菊地、詰めが甘いです。
惚れ惚れとするストレートを投げてそれこそ中森よりも、フォークも落ちている、でもここぞで甘く入ります。
本人も分かっていて反省の言葉を何度か耳にしましたが繰り返してここが試練、一皮むければ鈴木になれると期待していてしかし正念場でしょう。
ツキが無いと嘆きの上田はでも打球の伸びがもう少しなのは最後の押し込みが足りないからではないかと、今日の寺地を見てそう感じました。

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◆4月20日(日) 楽天−千葉ロッテ6回戦(楽天4勝2敗、13時、楽天モバイルパーク、24,830人)
▽勝 古謝 4試合2勝1敗
▽S 則本 8試合2勝1敗5S
▽敗 西野 3試合2敗
▽本塁打 中島1号(西野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、中森、澤村、菊地—田村
楽天 古謝、加治屋、鈴木翔、則本—堀内

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