開幕一軍を考えてみます。
コロナ禍での特例を引きずったままに31人、ベンチ入り26人の前提で、そして2カード目の先発を登録しないケースがままありますがそれは考慮しません。
基本はプレシーズンの成績をベースに思い入れをちょっとだけ込めて、あくまで自分的な考えによるものとなります。
投手
先発は小島、ボス、種市、石川柊、西野、田中晴の6人です。
地元開幕カードを終えると1ヶ月近くは週5試合で一人余りますがそれは先の話で、まずはこの6人が鉄板でしょう。
守護神が益田はオープン戦で防御率5.40と不安しかありませんが名球会まで7セーブとなれば必要悪と、そう割り切るしかありません。
中継ぎは鈴木、横山、ゲレーロまでは衆目の一致するところでしょう、加えて菊地は期待値も込めて、さらには小野、ロングリリーフとして中森です。
9244会はそもそもプレシーズンでさして投げていませんし投げた方の西村もピリッとせず、坂本は防御率10点台と論外です。
中村稔もあんな感じで左腕が鈴木だけの布陣となりますが、ダメな左よりまともな右を、左対左にこだわりすぎる必要はありません。
中森は先発で使いたいですが割り込む余地が現状に無く、二軍で持て余すのももったいない、準備も含めて長いイニングを投げるリリーフとして待機させます。
以上から、小島、ボス、種市、石川柊、西野、田中晴、鈴木、横山、ゲレーロ、菊地、小野、中森、益田の13人です。
捕手
どうやら佐藤が万全でないにしても間に合いそう、間に合わせそう、よって佐藤がメインとなります。
悩んだのが寺地でしかしここは敢えて外す判断を、佐藤が出遅れるようであれば寺地への投資があったかもしれませんがでなければ第二捕手どころか田村の存在でベンチを温めることが多くなってしまうでしょう、それよりも二軍で捕手の経験を積ませて夏をターゲットと考えました。
寺地濃厚との吉井監督のコメントも伝えられましたがそれは佐藤が無理をしていることにもなって、俺たちの寺地推しではありますが諸手を挙げては喜べません。
第三捕手は松川で、こちらも実戦を積ませたくありますがともに二軍では寺地との共存が難しい、柿沼らにその気配が無く消去法ではあります。
以上から、佐藤、田村、松川の3人です。
内野手
ファーストにソト、セカンドに藤岡と中村奨、サードに上田と安田、ショートに小川と友杉、控えに茶谷です。
中村奨と安田はプレシーズンで1割台と二軍でもおかしくないですがそれを言ったら小川も友杉も1割台、外すと一軍で試合ができなくなります。
壮絶な譲り合いの結末としか言いようがなく、頭数はいるけどぺんぺん草も生えない状況が哀しくてなりません。
控えは石垣と迷いましたが練習試合では打っていた石垣がオープン戦に入って湿りまくって、推しているのもあって茶谷としました。
大卒社会人でそれでは拙いのですが宮崎と立松は二軍で修業、こと宮崎はどこまでショートを考えているかが分かりませんがどうあれ実戦で使い倒してそこからでしょう、どのあたりで一軍かはよほどが無ければ宮崎がどうよりも中村奨がどうなるかによるのが現実です。
以上から、ソト、藤岡、中村奨、上田、安田、小川、友杉、茶谷の8人です。
外野手
こちらは内野手とは違って奪い合い、もしかしたら中村奨がサードもできるとして安田を外して外野手を増やすのもあるかもしれません。
確実なのはDHとしてのポランコ、.421の西川、.300の高部、.261の藤原で、.220ともうひとつですがきっと岡も、残る候補は角中、石川慎、愛斗、和田です。
和田の足は捨てがたいですが打てないのと足を使わない野球で必須とも思えず、代わりは小川と友杉の外れた方でカバーできます。
角中と石川慎のどちらかが一軍だと守備固めとしての愛斗がペアになりそう、ここを山本でもいいですがプレシーズンで.143とあまりに打てなさすぎました。
左打者が多いため石川慎かなぁ、故障で出遅れの荻野とともに角中が開幕一軍を逃すのは寂しくはあれ世代交代のメッセージにもなります。
以上から、ポランコ、西川、高部、藤原、岡、石川慎、愛斗の7人です。
さて、結果はいかに
当日に投げる先発以外の5人をベンチ外にするとちょうど26人、地元開幕の3人を登録しない分を中継ぎや野手としてもベンチに入れられません。
ただ中継ぎは球数が多かったときに外すケースがあって、登録するだけして福岡には西村など何人かは連れて行くかもしれません。
とにもかくにも何のためのプレシーズン、実戦重視だったんだよという開幕メンバーになりませんように、まあ妥当かなと思えるものであってくれよと願います。