加藤の移籍先を考える

一軍の練習に土肥、小沼、森、原、佐藤奨、平沢、福田光、小川、西巻が参加をしたのが「投打の若手の成長度チェック」であれば西川や山本斗も呼んであげたかったですがそれはさておき、一二軍の入れ替えを前提にして調子のいい選手の動きを確認するつもりが無ければそこに加藤がいるわけもありません。
昨季に一軍で3割を打ちながらもイースタンの首位打者という本人にはある意味で不名誉なタイトルを獲り今季もここまでリーグ2位の.367に3位の4発、17打点は三冠王を狙えてしまいそう、一軍の外野陣は角中が好調で荻野、マーティンといれば埋まりますので分からないでもないですがもったいない、岡に近いところのポカもありますが基本的な脚力はあるのですから使いどころを探すのに苦労するベテランよりはチームの力になってくれるでしょう。
それでも井口スコープから外れたままであれば本人のためを思えば外に出してあげたい、本音ベースで言えば今季に34歳の角中もそうですし荻野の二年契約が切れたときの37歳という年齢を考えればその余裕は無いのですが、しかしそのときは加藤よりも藤原や和田らを優先させるものと思われます。
福田秀も実のところ持て余していて他球団からのニーズは加藤を上回りそうですが、高年俸と球団のメンツからして可能性は低いとなればやはり加藤です。

ベースは金銭か

ロッテも選手層が厚いわけではありませんから交換トレードが理想ですが、しかし相手もこちらの現状を分かっていて足元を見るでしょうから金銭がベースになりそう、ここ二年の数字と500試合弱の実績、30歳になったばかりというそこそこの条件であってもです。
できれば左腕が欲しくも一軍で投げられるクラスはどこも手放さないでしょうから、あって大化けに賭けての素材型+金銭ではないかと、しかし目的を加藤のためと考えればハードルを下げるためにもそこは我慢をして、そして一軍のチャンスがありそうなチームを選んであげたいです。
涌井の例を出すまでもなくこれまでもシーズン中の加藤康介、竹原などパシフィックへの金銭トレードの実績がありますのでそれを除外することもありませんが涌井で散々に痛い目に遭ったことでさすがに学習をしたと思いたいのでここはセントラルに絞って、各チームの状況をおさらいしてみました。
阪神は近本、サンズ、佐藤がいて大山が離脱したので佐藤をサードに回すとしてもロハスが昇格するでしょうから穴は無く、巨人もテームズが一日で消えましたがウィーラーが絶好調で梶谷、丸に松原が外れているぐらいですから考えづらい、広島は鈴木誠と西川に進境著しい羽月、ベテランながらも松山や長野となればお腹いっぱい、ヤクルトはサンタナが微妙ですがオスナも外野を守れて青木が健在に塩見、山崎といれば加藤が必要とも思えません。
あるとすれば大島が万全で根尾を使い始めたもののガーバーがからっきしの中日、佐野とオースティンは固定も桑原、神里がふらふらしているDeNAですが自分的には中日を推したく、2014年、2016年、2017年と加藤が輝きかけたのがいずれも伊東監督時代なのできっと伊東ヘッドが理解者になってくれるでしょう。
平田が不振で二軍落ちして福留は予想どおり、井領はなぜか代打要員で福田ぐらいしかライバルはいなさそう、出番はそこそこあるのではないかと思います。
これと言って欲しい、くれそうな左腕はいませんので1500万くらいでいかがでしょう、空いた枠は先発としてのアコスタを充ててwin-winといきたいものです。

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