何でもかんでも集めていた時期もありましたが老後に入るちょっと前ぐらいからグッズへの欲求が減退して、置き場所が足りなくなったってのをきっかけに加えてアパレルにシフトした球団の方向性と合わなくなったのも理由で、経営への貢献が小さくなっている今日このごろです。
配布グッズでも同じでそれを目当てにチケットを買わなくなって久しい、欲しいものは欲しいですが欲しいものがほとんど無い今年のラインアップです。
強いて挙げればファンクラブデーのビアカップタンブラーぐらいかな、もし他日に比べて500円ぐらいの価格差であればその日を狙うかもしれませんがそれよりも高ければそこまでして欲しくもなくて、いくつか未定の日もありますがいずれも土曜日とそうでなくてもお高いのできっとスルーすることになるでしょう。
2億の壁
来季の年俸ランキングが発表されました。
発表、とは言ってもおそらくニッカンの「推定年俸」を並べたものでしょう、NPBは総額しか出さないはずで、それで各紙が積み上げていたものとの差で5億とされていた浅村が実は7億だったんじゃないかと話題になったことがあったような、よって参考値ではあります。
さらにはこのオフにFA移籍した選手は現状維持が建前で例えば石川柊も1億2000万のままですし、実態とは言い切れないのが前提です。
さておきロッテの2億トリオは球界で33番目タイとしょぼいと言えばしょぼい、でも年俸に見合っているのは益田ぐらいで実力主義とされながらも何だかんだ年功序列の小島がそれに次いで49番目タイ、このランキングを見るとソフトバンクに行きたくなるのも当然でしょう。
ざっと眺めてみると給料泥棒が少なくない、西に山崎に筒香に中田に西川の3億円クインテットは複数年契約の弊害でこれを必要悪と言えるのかどうか、広岡の複数年契約なら「基本給+完全出来高払い」でってのが妥当に思えますが選手を引っ張るのにそうもいかず、メジャーの捨て金なんてこの比ではありません。
でもNPBの市場規模を考えれば3億がせいぜいかなぁ、もし三冠王になっても村上の6億にペイするとも思えず、そしてロッテの壁は2億が現実です。
うんざり
今日に小笠原のナショナルズ入りが決まって、ポスティングの全員が夢を掴みました。
佐々木の契約内容がイマイチ分かりませんが青柳がマイナー契約、小笠原は2年契約となればさっそくに有原式FAでの舞い戻りが危惧されて、青柳は地盤沈下しているため投手陣に困っていなさそうな阪神がどうぞどうぞとなるかもしれませんが、小笠原は広岡が怒る争奪戦になるでしょう。
まだ蓋も開いていないのに失敗を前提に語るのもあれですが、腰の重いNPBにはうんざりします。
新庄監督に名指しされて動きづらいかもしれないソフトバンクはしかし堂々とシルエットをやる性根ですからどうなることやら、また福岡行きだったらさすがに、そういう意味では導火線がチリチリして小笠原爆弾が炸裂する方が球界にとっては正常化に結び付くのかもしれません。
それにしても安いなぁ、エース格の一人が1億900万円の譲渡金だとやってられないでしょう、すっかりとNPBはメジャーの草刈場と化しました。