借りは返した、千葉ロッテマゾーンズ

福岡の借りを幕張できっちり返してスイープが心地よい、そして気が付けば単独首位となりました。
カード初戦に劇場が幕を開けて二戦目は6点を取っての大勝、そして今日はその両者の合わせ技で6点を取るも益田ならぬ澤村劇場で締めくくります。
まるで「ロッテファンは普通に勝っても満足しないでしょ」とばかりにあと1人で終わるところから三者連続四球で一発を浴びたら同点の場面を作ったマゾッホ澤村には勘弁してくれ、益田も怖い澤村も怖い、これが饅頭怖いならいいですがお茶を欲する余裕も無く、自分はノーマルなので普通でお願いします。

プレッシャーに勝った!

佐々木朗、西野の好投が続いてただでさえプレッシャーがかかる種市は今季にZOZOマリンで唯一の負けゲームが前回登板の自らの敗戦だとの自覚があればなおさらに、先発としてはギリギリ最低限の5回を103球もかけましたが零封で両目を開きました。
お立ち台でやたらハイテンションでしたがそのプレッシャーから解放されたことと劇場で高揚したのかもしれず、どうあれ目出度い2勝目です。
いきなり初回に33球を要して三者凡退は一度も無くかなり苦労はしましたが種市らしいと言えば種市らしい、ちぎっては投げで追い込んでもなかなか攻めきれませんでしたがそれでも7奪三振はトータル30個目で佐々木朗に並んで奪三振率はリーグトップ、鬼が笑いますがタイトルも視野に入れたいです。
今日はいつ崩れてもおかしくない展開ながらもいずれも先頭打者を打ち取ったのがよかった、球数を減らすのは課題ですしそうあって欲しいですがらしさを殺してまでとも思えず、いけるところまでいく、本格復帰一年目の今季はきっとそれがよいのでしょう。
六回からの継投は小野が7球、ペルドモが9球で軽くあしらってそしてその裏に追加点で誰が八回以降の揺らぎを想像できただろう、種市のたっての願いでもないでしょうが益田澤村の両立てを避けるためか唐川を投入すればこのカードはノーヒットの近藤に打たれて柳田に放り込まれて「近藤が打てずに柳田に長打が無ければ大した打線ではない」の崩壊がカード最終戦でよかった、GWにまた地元で対戦しますがそれまでに二人には唄を忘れてくれよと願います。

バレンタインかっ

それほど右左に顕著な違いが無い大関に対して井上、大下、岡と右を並べてさらには藤原のスタメン落ちは代わりの核弾頭が平沢となれば右左が関係あるはずもなくしかし故障ではなく吉井監督の言葉を信ずれば休養とのこと、このタイミングで思い切ったものです。
前日のお立ち台だった友杉を外しての藤岡もそう、この選手起用はどこかバレンタイン監督のそれを思い出します。
そんな中で岡は大外れでしたが井上が3安打猛打賞に大下は2四死球に小技を決めて、そして平沢がマルチの3試合連続タイムリーで吉井謎采配が冴え渡りました。
平沢はさくっと左腕からのマルチで2割に乗せて分母の大小があるため一概に比較はできませんが出塁率も藤原とほぼ変わらずその藤原が戻ってきたらどうする、核弾頭で並べるのも面白いですが二番ショートがはまっていますし元の九番一番がよいのか、嬉しい悩みだと前向きでいきましょう。
さて藤原の休養ですが先日のDHキャプテンがスタメン外しの序章かと思いきやそうでも無かった、しかしこれは追い打ちなのか、ファールで粘って大関の98球のうち26球も投げさせる地味な貢献に澤村を救うダイビングキャッチはあれど5タコで.145はさすがにあれすぎます。
連日のヒーローとなった藤岡と友杉がよさげなのは休み休みの起用だからかもしれずならば中村奨もどうよ、身長にも満たない全試合出場に価値はありません。

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ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 8 0
千葉ロッテ 0 0 1 1 0 1 3 0 X 6 10 0

◆4月23日(日) 千葉ロッテ−ソフトバンク6回戦(3勝3敗、14時、ZOZOマリン、26,578人)
▽勝 種市 4試合2勝2敗
▽敗 大関 4試合1勝2敗
▽本塁打 佐藤都1号(津森)、柳田1号(唐川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、小野、ペルドモ、唐川、益田、澤村—佐藤都
ソフトバンク 大関、松本裕、板東、嘉弥真、大津、津森、田浦—甲斐、嶺井

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