5回2失点ながらも67球で交代となってその後は飛ばされまくって福田秀疑惑が漂っていた石川柊が、明日に中10日での先発です。
今日に抹消されるかとも思っていてとりあえずはよかった、何だかんだ防御率は2点台ですし勝ち負けは打撃陣との兼ね合いで過剰な期待はしないにしてもせめてイニングは食ってもらわないと、同い年の九里はオフィシャルには石川柊より短い2年契約でそしてしっかりと働いているだけに負けてはいられません。
どういう思惑での明日かは分かりませんが昨季に12回無失点だったZOZOマリンのプラス要素と対西武に3回6安打2失点だったマイナス要素のどちらが色濃く出るかは本人次第、ちなみに予報では風速5~6メートルで球場では7~8メートルといったところか、いい案配の風が吹きそうです。
当たり前を当たり前に
そんな石川柊も含めて異動が無かった月曜日、他球団はきっちりと機能しています。
楽天は小郷に続いて辰己を抹消、オリックスも西野と福田を神戸に送還と昨季に結果を残したり名前があっても今がダメな選手をバッサリです。
何でこれがロッテではできないんだろうなぁ、バッサリどころか1割台でも普通にスタメンは脱力以外の何ものでもありません。
これが二軍にもめぼしい選手がいないなら仕方ないですが一二軍のレベル差はあれ打撃絶好調な浦和組、肝心の内野手より混雑の外野手に偏っている嫌いはあってもだから一軍が安泰無風はおかしい、自らの発言に責任を持ってもらいたい、過去の実績や目をかけていれば「子」じゃないとの言い訳だったら笑います。
流出の危機
浦和組でひときわ注目されるのがアセベドです。
鎌ケ谷で見たときには全体的に動きが緩慢でアポステルと似たり寄ったりかなとのファーストインプレッションでしたが、どうしてどうして、守備に難があるとの話は伝え聞こえてきますが195センチ104キロの巨漢ながら2盗塁と意外な俊敏さを披露しています。
何よりバッティングが期待以上で.375はリーグトップで4発は山本に次いで11打点は核弾頭などを任されて稼ぎづらいことを考慮すれば少なくはありません。
数字だけの判断になりますが80打席で9三振、8四死球と外国人選手にしてはいい感じにまとまってもいます。
こうなるとポランコ、ソトの調子が上がらない中で待望論が高まって、ニュースにもなって、しかし立ちはだかるのは助っ人枠ではなく支配下選手登録枠です。
ただでさえ旬を逃しがちなのにそれ以前の問題で、一軍どころかオフの流出を心配するロッテファンも少なくないでしょう。
どういう契約になっているかは分かりませんが、使わないならティマが欲しいと思っていたのと同じことを他球団、他球団のファンが考えてもおかしくないです。
サードで宮崎
ソトを休ませる代わりとなればファーストは無理なのか、ここまでDHと外野が半々ぐらいですが昨季にファーストの経験はあります。
出番を増やすためにと言うよりは穴を埋めるためでしょうが宮崎にショートをやらせるなら、アセベドのファーストを試さないのが不思議でなりません。
ところで宮崎、開幕してしばらくは散々でしたがじわじわと率を上げて何より勝負強い、.234のノーアーチながらも18打点はリーグ2位です。
ショートに目がいきがちですがサードも上田のツキの無さもあってぼこっと凹んでいて、なら宮崎はどうだろう、まだサードの方が守備の負担は小さいでしょう。
飽きた
もちろんリチャードの例を出すまでもなく、二軍の数字がそのまま一軍で出せるわけではありません。
あれだけバッティングを狂わされた西川が二軍では.467と打ちまくっていて、リーグ二冠ほぼ三冠だった山本もプロ初アーチはあれど身長に届かない低打率です。
しかし力が足りていないから二軍だったわけで、そこで結果を残した選手には多少の我慢をしてでも一軍で使わなければ育つものも育ちません。
ある程度やらせて課題が見つかれば再鍛錬とすればいいだけ、めっちゃシンプル、一軍で使わなければお互いに何も分からない、思考停止のままです。
使わないから分からない、分からないから使えない、そんな西村監督、井口監督の繰り返しで同じ顔ぶれで同じ負け方を見るのはもう飽きました。