カイケルで止まる

対西武の開幕連勝が止まりました。
僕のせいじゃない、降り出す前に球場に着かないとと普段より早めに家を出て途中でどんな感じかと信号止まりで雨雲レーダーを見てみれば既に強い雨に降られているはず、雨雲レーダーも当てにならないのかよ、使えねーな、なんて思っていたら10分も経たないうちに豪雨です。
レインスーツは用意していましたが雨宿りをする場所が無くあっと言う間にずぶ濡れになって、水もしたたるいい男、はい、オフ企画のために写真は撮りたかったですが現場でどうしても見たいというタイプではないこともあって、今日は諦めて家に戻りました。
シャワーを浴びて不貞寝をして目が覚めたら一方的な試合となっていて、もしそれでも球場に向かっていたら帰りも酷いことになったでしょうし、まあ正解、ここ最近では少なめの2万5千弱のスタンドは左側を中心にガラガラで自分みたくサボった人が多かったような、ともあれ痛い敗戦です。

陳偉殷まっしぐら

カイケルが5回6安打2失点で来日初黒星となりました。
前の試合でも初登板のときに比べてやや制球が甘めでしたが今日は立ち上がりから抜けたようなボールが目立って、あっさり歩かせて、源田の内野安打はソトのボーンヘッドで仕方ないにしても佐藤龍には打たれた瞬間に頭を下げてしまって投げミスった自覚があったのでしょう。
三回ぐらいまではそんな不安定なピッチングでしかし四回、五回はまずまずで試合を作ったと言えば作った、ガタガタと崩れなかったのはさすがでした。
さて次はどうしよう、小島を抹消したりして中5日を維持するのかそろそろ緊張感も和らいで疲れの自覚が出てきそうなタイミングではあり、考えどころです。
それにしてもカイケルまで初回に点を取られないといけない症候群に罹患するとは、そしてそこそこ抑えても勝てない、陳偉殷にまっしぐらです。

そこがなぁ

展開としては中村稔の2失点が致命的でした。
終わってみれば3回5安打2失点とそこまで悪くはないですが簡単に二死を取ってそこから四球、連打はあまりにイメージが悪すぎます。
せっかく求められるロングをこなしたのにもったいない、なかなかベンチの信頼度が上がらないのはこういったのが理由でしょう。
まだ3連打がマシだったかな、四球はダメよ、四球は、あともう少しで寸止めのように中村稔が伸び悩んでいます。
二保は申し訳ないですが論外、このタイミングでの昇格が疑問でしかなかったですしそもそも支配下選手登録、どころか獲ったところからビートたけしに負けないぐらいに首を傾げまくっていて、ストレートが速いわけでもなくコントロールも甘くこれまた先頭を歩かせて3連打、犠牲フライ、内野ゴロで4失点と西武ファンを喜ばせて、雨が強くなったことでロッテファンに席を立たせるきっかけぐらいにしかなりませんでした。
明日に中村稔とともに抹消されるようですがまさか来季は無いよね、ありそうで怖い、しかし監督枠の1つぐらいは割り切らなければならないのかもしれません。

ベストメンバーだしね

打撃陣は7安打零封負けです。
どこかシルエットが高橋に似ている渡邉を打ちあぐねて、もっとも前の試合もその前も打ち勝ったわけではなく自然体ではありました。
これがベストメンバーだしね、それで打てないならばとベンチは達観しているに違いありません。
それにしたってやりようがあるはずでまだ2点ビハインドでしかなかった三回無死一塁で八番にバントをさせなかったのがどうにも納得がいかず、もちろん送ったから点になるわけではありませんが、連勝に油断して西武を舐めたと指摘されても抗弁できないでしょう。
4点差となったその裏にソトの打球が渡邉に当たったのもアンラッキーで、抜けていたらタイムリーだったような、ツキも無かったです。
八回はウエルカムなボーが出てきて連打で無死一二塁、雨足が強くなって何かが起こる予感はクリーンアップが討ち死にをして潰えました。
今日の早めの交代は高部でだから言わんこっちゃない、また膝の具合が悪くなったってそりゃそうよ、代わった愛斗がいずれもイニングの先頭打者は相変わらずの早打ちで4球で2つのアウトを献上して、外野陣のてこ入れをしなくて大丈夫かよ、明日の公示で投手二人ではなく山本でも誰でも外野手の昇格を待ちます。

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◆8月29日(木) 千葉ロッテ−西武17回戦(ロッテ16勝1敗、18時、ZOZOマリン、24,903人)
▽勝 渡邉 13試合2勝4敗
▽敗 カイケル 3試合1敗
▽本塁打 佐藤龍4号(カイケル)

▽バッテリー
千葉ロッテ カイケル、中村稔、二保—田村
西武 渡邉、佐藤隼、平良、ボー、上田—古賀

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