ブレ始めた?

NPBとの今季初戦は接戦を落としての黒星スタートです。
探せばどこかにあるのかもしれませんが映像を見ていないので1球速報を後追いでチェックしただけですが双璧ともされる貧打線を誇る両チームとは思えないお互いの二桁安打にしかしそれほどに得点は入らずらしくないのからしいのか、昨季までの守り勝つスタイルからしてミスが出たのも然りです。
そんな試合はほとんど報じられることなく明日の佐々木朗の話題ばかり、これも宿命、朗希の傘の下で実を取るぐらいの開き直りでいきましょう。

岩下背信

その初戦を任された岩下は3回5安打4失点、立ち上がりの4失点が最後まで響きました。
細川、鵜飼といったところの長打はドアラが大喜びでしょうが問題は二死までいきながら四球でピンチを広げたこと、吉井監督がかなり嫌がりそうな悪展開です。
話し合ってまず先発で、となったのは裏を返せば吉井監督の選択肢にリリーフがあったことにもなり、奪三振がゼロだったのも気になります。
結果的に試合を決める失点となった小野はいきなり連打で無死二三塁のピンチにこれまた二死までこぎつけながら、は先頭打者もそうでしたしタイムリーも内野安打で仕方のない打球だったのかヘボさがあったのか、どうあれ小島とともに期待の96年組三本柱が共倒れはしんどすぎました。
廣畑、土肥、小沼は無失点で廣畑は僅かに17球での2回は先発の可能性もあるのか、土肥もこの時期にこれだけ投げられれば昨季の浦和最多イニングですから早い段階での二桁復帰がいけるかもしれず、歓喜のプロ初勝利から右肩下がりだった小沼は踏み止まるピッチングにホッとひと息といったところでしょう。

いきなり奨吾

打撃陣は中日を上回る12安打を放つも一発が出なかったことで力及ばず、そして安田です。
四番に復帰してタイムリースリーベースと仕事をしましたが「方向性を左中間に」ってどうなのよ、自分的には安田はそここそがストロングポイントだと考えてはいるのですがしかしデータ的に引っ張った打球がよいとここまでプルにこだわってきたところでの軌道修正が引っ掛かります。
福浦ヘッド、村田コーチの助言で踏み出し位置を変えたようですが両コーチに打球性向までの言及があったのか、福浦ヘッドなどはそっち系なのでありそうですがもしそうなら吉井監督の「本当は引っ張ってホームランを打って欲しいけど」とのズレが気にならないわけではありません。
状況に応じての変化はあって然りですがそこは安田だけにブレが心配すぎて、これがまたフォームの迷宮に入り込む序章でないことを願うばかりです。
この時期の出場が珍しい中村奨は現場監督に徹するかと思いきや同じく田村とともにしっかりとヒットを打って、若い野手が多いだけに重しとしていい感じです。
ただ田村は数字だけを見れば吉井コーチだった2020年、2021年と岩下とのバッテリーはいずれも防御率6点台と最悪の相性だったものを払拭できなかったのをベンチがどう見たか、投手によって捕手を決める起用は昨季もそうでしたから守りでは痛手のスタートとなってしまいました。

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千葉ロッテ 0 0 2 0 0 1 1 0 0 4 12 0
中日 4 0 0 0 0 1 0 0 X 5 10 1

◆2月14日(火) 中日−千葉ロッテ1回戦(中日1勝、13時、北谷、不明)
▽勝 石森 1試合1勝
▽S 清水 1試合1S
▽敗 岩下 1試合1敗
▽本塁打 鵜飼1号(岩下)

▽バッテリー
千葉ロッテ 岩下、廣畑、小野、土肥、小沼—田村、植田
中日 福谷、石川翔、石森、岡田、山本、福島、藤嶋、清水—木下、山浅

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