ソトは内

前日に外のスライダーで翻弄されたソトが、今日はそれがやや内に入ってきたのを見逃さずにチーム全打点を叩き出しました。
加藤貴のコントロールミスは珍しい、そしてそれをきちんと捉えたソトは天晴れ、タイムリーツーベースはスタンドインの感触だったのかすぐに走り出さなかったのがあれですがオープン戦でも当たれば飛ぶのは分かっていますし、こういう打撃を待っていた、全国1000万人のロッテファンは大喜びです。
今後も執拗に外を攻められるでしょうがしかし加藤貴だって投げミスるのですからそれを仕留めればよい、明日も右打者の外には右腕より投げづらい上原です。

おじさん頑張る

そのソトがファーストを守って安田がスタメンを外れて、今日は出番がありませんでした。
左腕対策で荻野を起用したこともあるでしょうし、明日も上原だからスタメン落ちかな、昨季も左腕を苦手にした安田だけに仕方がありません。
ただ中村奨が相変わらずに打てないだけではなく内容が悪すぎで、使っていればそのうちちょっとは打つでしょうがそこまでに失うものが大きすぎでしょう。
さておき今日は前日よりも少ない4安打でしかなく数少ないチャンスをものにしたとも言えるのですがソトがいなかったらスコアレスドロー、もしくはその緊迫感に耐えられずにどこかが崩れたかもしれず、やっぱ打てないのは罪、これはもうどうにもなりません。
伊藤、加藤貴と簡単に打てる相手でないのは分かっていますが捉えた打球も数えるほどで、得点したイニング以外は全て三者凡退、めっちゃ淡泊でした。
そんな中でオープン戦での数字を見れば抜擢となった荻野がマルチに積極的な走塁、は暴走と紙一重ではありましたがおじさんが奮闘です。
上原にはきっとまた核弾頭でしょう、角中はまだ出番がありませんがおじさんコンビで打線にカツを入れてください。

種市はプチ無双

種市は6回2安打零封、最多勝&最多奪三振&最優秀防御率のタイトルに向けて確かな一歩目を踏み出しました。
3与四球と無双ではありませんでしたが崩れそうで崩れない、粘り強いピッチングはむしろピシャリより大きな収穫でしょう。
お化けフォークがいいところに大きな落差で落ちて初めて見たレイエスやスティーブンソンは面食らっているかもしれません。
6回102球は2安打にしては多めで本人は不満かもしれませんがそこは種市らしくはあって、むしろ見ているこちらはホッとしたりもして、奪三振が多いとどうしても球数は増えてしまいますし多く投げているうちに整えていくのも種市の持ち味だけに気にしすぎはむしろ毒と考えます。
とにもかくにも明日の佐々木にはいい刺激になったのではないかと、お立ち台で「種市さんに大きな顔をされたくなかったので」を聞きたいものです。

よい澤村

継投は西村、澤村、益田でした。
相棒が散々なことになっているだけに西村が好スタートを切ったのが喜ばしく、澤村も完璧でした。
こちらも球数が多くなるタイプでフルカウントピッチングになるなどボール先行も崩れず低目のストレートがお見事、今日は胸から上が1球も無くしかしバウンドするでもなく、こんなコントロールがまとまっている澤村でいいのか、いーんです、今季はよい澤村でお願いします。
益田は万波の暴走、でもないか、勢い余って足が離れなかったらセーフのタイミングではあった、でも得点差を考えればそのチャレンジはどうなんだろう、そんなプレーにも助けられて250セーブまであと31となっていろいろな意味で足枷にもなる記録を一日でも早く達成しましょう。

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◆3月30日(土) 千葉ロッテ−日本ハム2回戦(1勝1敗、14時、ZOZOマリン、27,717人)
▽勝 種市 1試合1勝
▽S 益田 1試合1S
▽敗 加藤貴 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、西村、澤村、益田—田村
日本ハム 加藤貴、山本拓、北浦—田宮

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