ざまあかんかんカッパの屁

ソフトバンクは球団史上初の引き分けを含まない10連敗、ざまあみろ、レフトスタンドの応援も単調で同じ曲を延々とまるでレクイエムのようでした。
しかし日本ハムがそれを上回る11連敗はオリックスに4点を先制しながらサヨナラ負けってどうよ、勘弁してもらいたいです。
とは言えこちらも勝たせてもらった感があって明日はまだチャンスをもらえるのか小島vs苦手の板東のマッチアップがしんどい、前向きな材料を探せば小島が地元では負け無しということで、しかし直近では5回途中で5失点KOでその前は5月まで遡らなければなりませんからほぼ信用できないデータです。

明日以降かな

右肩違和感が心配された西野は最短で戻ってきて6回7安打1失点、佐々木朗に並ぶチーム勝ち頭となる7勝目です。
二度の満塁のピンチをよくぞ1失点に抑えた、その失点も犠牲フライは石川慎の送球が逸れていなければ防げたかもしれません。
石川慎はフェンス際の打球をポケットキャッチしたり高くバウンドした打球に慌ててみたりとどうにも怖い、それでも守らせるのは慣れさえすればとの思いがベンチにあるのか、バットは引き続き好調なだけにその思いが届けよと心から願います。
そんなこんなで精緻と言うほどでもありませんでしたがフォークが地を這わずに田村も大助かり、無四球だったのもよかったです。
肩を気にしているような素振りはありませんでしたが勝負は明日以降、また重いなんてことにならなければ二桁勝利が見えてきました。

坂本ナイス

先制して追加点を取るも中盤は押され気味だっただけに、坂本が僅か4球での三者凡退が大きかったです。
球数からして七回も投げさせる予定だったのか4点目が入った後もベンチ前でキャッチボールをしていた西野ですが5点目で方針転換、正解でした。
鈴木の特例2023で予定外の復帰だったはずが2試合続けて抑えて復権といきたい、西村との変顔コンビはチームに欠かせません。
その空気を汚しかけた澤村には困ったものだ、走者を背負っての間の長さがさらにボール先行で尻がもぞもぞ、近藤を歩かせたところで代えるかと思いきや吉井監督も肝が据わっていると言いますか何と言いますか、ペルドモは明日以降に温存の目論見だったのでしょう。
柳田、牧原と怖いところを抑えましたが次も上手くいくとはいかないわけで、失点はして上手くいったわけではないか、悩ましすぎです。
さすがに3点あればの益田はバロメータのストレートをほとんど投げず早打ちにも助けられて調子を見極める前に三者凡退、単独トップを奪い返しました。

真面目ポランコ

予想どおり昇格した平沢は左腕にまさかのスタメン、そしてその期待に応えました。
1安打2四球は吉井監督も高評価でしかしそれで明日もスタメンとは限らないのが吉井流、それでもおそらくこのカードに荻野が戻ってくることは無いでしょうから守りも安定していますしどういったものであれ与えられたチャンスで確実に仕事をしたいです。
確実に、と言うところではバントを失敗する和田にはガッカリ、藤岡もやらかしましたし連敗中のソフトバンクでなければ致命的だったかもしれません。
一方で技ありは田村で前進守備でなければただのセカンドゴロだったでしょうがらしいバットにボールを乗せるバッティングに自らも乗って欲しい、中村奨もあの右に引っ張るバッティングが安定してできるようになればもちっと貢献できるのに頑張ってください。
ミスにも助けられました、やらかした中村晃はその後の挙動が福浦を思い出させて、そこで決めたポランコはコースヒットでしたが文句無しのお立ち台です。
先制点をもたらしたセカンドゴロもしっかり走ったことでの果実で真面目さは折り紙付き、ノルマの2割5分が視野に入ってきました。

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ソフトバンク 0 0 0 1 0 0 0 1 0 2 9 1
千葉ロッテ 1 0 2 0 0 2 0 0 X 5 10 0

◆7月22日(土) 千葉ロッテ−ソフトバンク11回戦(5勝5敗1分、18時、ZOZOマリン、28,810人)
▽勝 西野 11試合7勝2敗
▽S 益田 37試合2勝2敗24S
▽敗 大関 13試合4勝5敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、坂本、澤村、益田—田村
ソフトバンク 大関、武田、嘉弥真、椎野—甲斐、海野

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