悪夢を見せてやったぜ

やれ空模様だの地元最終登板だの最後の一枚だのを語ったのが恥ずかしい、予約のときに地元最終戦を優先してこちらは出遅れてグッズ配布日に殺到したか良席を確保できず諦めて、そもそもチケットを持っておらず家を出る前に気付いてよかった、でなければ先日と同じくゲートの前で絶叫する羽目になるところでした。
さておき無事に獅子を屠って、腹が立っているときこそ笑顔になるらしい渡辺GM兼監督代行は連日の悪夢にうなされていることでしょう。
内の離脱で代役となった高田が前回は雨で流れましたが今日は大炎上で楽天が負けてこれで2.5差、明日の直接対決で鷲を狩ればほぼCS圏内は確定です。

今オフは渡米断念?

佐々木が7回4安打2失点は自責1、やっと今季3回目の二桁奪三振のHQSで自己最多タイの9勝目です。
豪腕佐々木と考えるとやや消化不良、ただのローテの一人と考えれば粘り強く見事なピッチング、ではありました。
いきなり初回に2失点、しかも二死からミスも絡んでもっとも先制タイムリーはアウトにできずとも二遊間のどちらかが飛び付けば体で止められたような気がしないでもなく、やりようによっては零封できたかな、それよりも毎度のことながら変化球主体のピッチングがその「好投」のイメージを薄めています。
こちらが勝手に剛球投手を押し付けているにしても、報道ではまるで二回から変化球主体に修正と臨機応変のように持ち上げているのに違和感があって、スライダー頼みはいつものことじゃん、むしろ初回のストレートで抑えられなかったことこそが問題でしょう。
さすがに本人もそこは分かっているようで「最善の選択」を「悪く言えばごまかしているだけ」と、そして注目のそれに続く「またオフとかを通して直していかないといけない」は昨オフと同じように揉めたらそれどころじゃないよね、まあ揉めずに渡米できる段取りになってるのかもしれないけどさ、気になる一言です。
前日の小島と同じく七回続投がやや意外でしたが前回が危険球退場で球数が少なく、次がまた中6日の苦手な所沢ではなく仙台に回すのか展開によっては地元最終戦でもしかしたらになるのか、どのみちあと一度のチャンスで二桁勝利を手にすれば今オフでなくても大義名分が手に入ります。

茶谷!

打撃陣はあらゆる意味で前日の焼き直しでした。
試合の流れとしては序盤に得点を重ねて中盤以降はあと一本が出ず、八回に愛斗がゲッツーを食らったのまで同じとなれば笑うしかありません。
昨日が源田の落球なら今日は羽田の悪送球と勝たせてもらった感があるのもそう、今井でなくてよかった、とりあえず羽田に続けてやられなかったのが材料です。
二回も古賀の判断ミスを起点に勝ち越し点はあっさりと犠牲フライ、さらには逆方向のポランコと珍しいものを見せてもらいました。
珍しいと言えば茶谷が今季初の猛打賞はどころかマルチが今季初、一本目はコースヒットでしたが二本目、三本目はらしいセンター前でこういったバッティングができるのが茶谷、守りではここのところ引っ掛かったようなスローイングが目立ちますが明日も見たい、でも小川なのでしょう。
その茶谷が憤死したプレーはどう見たってコリジョンで適用が緩すぎる、大差だからと吉井監督が見逃したのであれば甘すぎます。
ちなみにお立ち台でコールされたときの歓声拍手は佐々木でも藤岡でもなく茶谷が一番で、そして佐々木の中途半端なイジりを食らいました。

ベテラン決戦

明日は唐川vs岸のベテラン対決です。
ともに長いイニングは難しそうで鍵を握るのは継投になりそうな、打線次第だけどね、そうなると今日にベンチ入りした鈴木が投げるのか投げられるのか、それこそ一人だけでも今日に試してみるのもありだったようにも思いますが、横山、国吉の連投があるかもポイントになるでしょう。
と言いますか吉田とか八木とか菊地でよかったような、ロングができて楽天を抑えている菊地は温存したのかもしれませんが、思惑が見えません。
さて岸には前回は零封されましたがその前その前は土を付けて、いずれも初回に先制、はい、明日も3試合連続の初回先制でがぶり寄りです。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
明日への活力に!

1 2 3 4 5 6 7 8 9
西武 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 4 1
千葉ロッテ 2 2 1 2 0 0 0 0 X 7 13 0

◆9月22日(日) 千葉ロッテ−西武23回戦(ロッテ19勝4敗、18時、ZOZOマリン、28,743人)
▽勝 佐々木 17試合9勝5敗
▽敗 羽田 6試合3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木、横山、国吉—佐藤
西武 羽田、上田、甲斐野、ボー、水上—古賀、柘植

© 2007 オリオン村