ふざけんな

交流戦は白星スタート、しかし池田と山口が死球を食らいました。
先日も1試合で4つもあって首位を走れば攻めが厳しくなるのは必然ですし狙ったわけではないにしても、こちらとすれば「ふざけんな」です。
山口は辛うじて膝直撃は避けて欠場になるようなものではなさそうでしかし池田がヤバそう、こちらに代走は出ませんでしたがベンチに戻ってからトレーナーと話をしていて茶谷と代わって、今日もマルチで核弾頭として機能していただけに大事をとって明日は休みかもしれませんが無事を祈ります。

西野が記録尽くめの6勝目

開幕投手、となった西野が7回1失点でハーラー単独トップの6勝目です。
風の影響もあってかスライダーがえぐいぐらいに曲がって無難に立ち上がり、中盤にちょこちょこ走者を背負いましたが粘り強く凌いで、左打者の膝元にピシャリのストレートが決まって思うように投げられたのではないかと、数はさほど多くはなかったですがフォークもバウンドすること無く制御できていました。
何より無四球と制球が安定していて与四球の多いタイプではありませんでしたが今季は抜群、まるで石川みたいです。
零封こそ逃しましたがほぼ完璧で丸、中田翔がスタメンを外れた巨人打線に迫力が無いのを差し引いたとしても素晴らしい、記録大好きニッカンによれば交流戦で10年以上の間隔が空いての白星は松坂以来の史上2人目、5月に6勝目は球団で2015年の李大恩、日本人では2010年の成瀬以来と記録尽くめでした。

まずは澤村

継投は澤村、益田と御大が締めました。
古巣相手に澤村は抜けたボールが多めで四球もありヒヤヒヤしましたが、代打で出てきた丸をスプリットで空を切らせるなど2奪三振です。
益田も3者連続奪三振とパシフィックでは見逃されるようなボールに手を出してもらったこれは交流戦ならではか、やはり代打の中田翔はあんなに左肩が入ってたっけと思いつつ腰砕けで切って取って、痛快だね、クリーンアップの醜態に巨人ファンの嘆きが聞こえてくるかのようでした。
まずは澤村が見返して明日はメルセデス、今日はノーヒットでしたがポランコにもやってもらいましょう、2006年の再来でスイープに向けてまず1勝です。

ガン!ガン!

打線は危うくしてやられるところでしたが、ブルペンデーを二発で乗り切りました。
初回は安田がゲッツーを食らって六回は田村が仕留め損なって、二度の満塁のチャンスに点が取れなかったのを吉井監督も不満げでしたがヒットはそこそこ出ていて、友杉の不運な二打席が無ければもちっと何とかなっていたか、それも巡り合わせでしょう。
ブルペンデーとは言いながらも中2日の平内は二回で交代して二番手の高橋がロングリリーフは逆でよかったじゃん、と思いつつも岩下が先発で一回で交代したのと同じくあれこれ事情もあったのでしょう、右左を意識したのかもしれませんがその右左が関係ない吉井ロッテのスタメンには効果薄だったように思います。
本人はまぐれと言っていましたが田村の一発はらしい右方向に打球があまり上がらなかったのがよかったか、山口のそれはグシャッという感じであそこまで飛ぶとも思えないものが飛んでいくのは天性の長距離ヒッターでお立ち台で不調を自嘲していましたがここからの逆襲に期待したいです。

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◆5月30日(火) 千葉ロッテ−巨人1回戦(ロッテ1勝、18時、ZOZOマリン、20,258人)
▽勝 西野 7試合6勝1敗
▽S 益田 20試合14S
▽敗 平内 6試合1敗
▽本塁打 田村2号(平内)、山口2号(高橋)

▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、澤村、益田—田村
巨人 平内、高橋、鈴木康、高梨—大城卓

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