鎌ケ谷を譲ってくれ

この週末をファイナルシリーズと銘打った鎌ケ谷ファイターズは珍しくも外野席を開放するほどの満員御礼で、スポンサーも付いてペラユニやベースボールカードを配って、ファイナルならいっそのこと一軍と同じく本拠地を移転すればいいのに、そしてロッテに譲ってください。
自分的には船橋が理想ですが鎌ケ谷でも一軍と被らない試合は皆勤します、チケット価格高騰の一軍の試合よりも優先するかもしれません。

二木は貫禄を見せられず

そんな二軍戦の観戦目的はもちろん次代を担うホープの発掘ですが、今日の先発は二木でした。
ZOZOマリンでの親子ゲームで野手が一軍の控え層がスタメンに名を連ねたのと似ていて、申し訳ないですが面白くはありません。
その二木は7回3安打1失点と前日の鈴木と同じく数字だけを見れば好投ですが、しかし一軍で先発をやってもらわねばならぬ背番号18としてはピリッとしない内容は数えるほどしか空振りが奪えず、ファールで粘られての104球はその数字との裏腹さを物語っています。
内をえぐったりタイミングを外したり、そんな投球術では力の差を見せ付けましたが、課題とされていて本人もこだわっているストレートの質で圧倒するピッチングにはなっていなかったと、生田目が150キロ台を連発した鎌ケ谷のガンで140キロ前後と見た目ももうひとつでした。

国吉の千隼化?

二番手の国吉はグラブから右手を出して佐々木千のキャッチボール投法、ほどゆったりとしたフォームではありませんが、あれこれ模索中のようです。
それが功を奏したのかは分かりませんがストレートは140キロ台後半を維持しつつコントロールがばらけることなく、相手が相手ではあれどGWあたりにはその相手に対して四球連発の壊れっぷりを見せていただけに、来季の復活への足掛かりとなってくれよと願います。
春先以来で久しぶりに見た成田は腕がそのときよりさらに下から出ているような気がしましたがピッチングスタイルとしては変わらず、右打者が続くところでの起用はベンチに何らかの意図があってのもなのかたまたまなのか、どうあれ一軍で投げるイメージが浮かんできませんでした。

首位打者を狙え!

熾烈な首位打者争いは平沢が一打席目にツーベースを放つも3打数1安打、秋広は4打数1安打、そして小深田が4打数2安打で抜け出しました。
離脱中の西川を含めてこの4人が1厘差にひしめくデッドヒートで、小深田が.27659、西川が.27631、平沢が.27622、秋広が.27556です。
誰が栄冠を掴んでもおかしくない展開で泣いても笑っても明日のあと1試合のみ、分母が小さいので平沢がマルチだとかなり有利ですが棚ぼたの西川の可能性もあるわけで、やれ数字が低いとの声もありますが絶対評価ではなく相対評価、投高打低は二軍も同じです。
その平沢に「タイガー、タイガー」とかん高い声掛けが昨日から気になっていたのですが、それはペラルタでした。
ベンチで身振り手振りを交えながら他の選手と積極的にコミュニケーションを取っていますし性格的な順応性は高そうな、肝心のプレーは攻守ともにまだ粗さが目立ちますが3年目のチャンスをあげたく、どちらか1人であれば身体能力の高さは見せるものの動きが直線的なサントスよりも推したいです。

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◆10月1日(土) 日本ハム−千葉ロッテ14回戦(ロッテ11勝3敗、13時、鎌ケ谷、2,522人)
▽勝 国吉 23試合3勝2敗
▽S 成田 46試合3勝1S
▽敗 柿木 27試合1勝4敗1S

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、国吉、成田—江村、加藤
日本ハム 福島、生田目、齊藤、西村、望月、長谷川凌、谷川、柿木—石川亮、清水

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