サヨナラにも至らず

史上初ものが好きなロッテですから負けるならあるいはなんて思ったりもした3試合連続サヨナラ、にすら至らずにスイープを食らいました。
一方で止まらないソフトバンクの10連勝は2005年、2010年のロッテの勢いを見るかのようで、CSを勝ち抜ける気がしません。
この勢いを直接対決で止めなければCSでもあっという間に飲み込まれてしまうこと必至で、そもそものCSは西武に3差まで迫られましたが楽天もそうですが残り試合を考えればさすがに、そのさすががあれば胴上げを夢見てバカ高いチケットに財布を叩くなど既に怒り心頭であろうロッテファンが暴れ出しそうです。
最後の最後まで優勝は諦めたくはありませんがソフトバンクの胴上げを眼前で見るのを阻止するための方法は二つ、一つはこのまま負け続けての日曜日はソフトバンクの連勝が前提の他力本願ですので、がんばろう神戸のオリックスの夢を砕いた3タテを再び、敵地のソフトバンクファンを悔しがらせましょう。

井口起用炸裂

スポーツナビでの二軍戦中継に西巻スタメンはイヤな予感しかありませんでしたが、心配をされたアキレス腱ではなく左足関節捻挫のマーティンの代わりの菅野はともかく岡を引っ張り上げての西巻抹消は井口起用の真骨頂、もうどんな薬をつけても治りそうにはありません。
井上が箸にも棒にもかからないのでファーストも守れる岡は分からないでもないですがそもそも細谷、松田を外したのが間違いの始まりで、そしてまたここにきてろくすっぽ戦力になっていない鳥谷はそのままに西巻ですからもう笑うしかなく、IKKOの決め台詞が脳内で響き渡っています。
前回は暫く雲隠れをしたので体調不良だったであろう加藤は今回は元気に二軍戦に出場をしていますし、その加藤は分母は小さいながらも今月に.286で出塁率が.444、そして西巻も.286と軒並み1割台の主力からすらば垂涎な二人を抹消してどの口が「打てない、塁に出ないから作戦の立てようがない」と言うのか、おそらくは枠が元に戻るのであろう来季もこんな選手起用を見せられるかと思うとうんざりします。
もうイジメにしか見えない井上のスタメン起用はあっち向いてほい、豪快な無茶振りで空振るか当たってもボテボテ、心が折れてしまっているのでしょう。
俺は四番の福田秀のスイングも相変わらずですし、これが伸び伸びやりたいようにやらせる井口野球なのか、であればロッテに打撃コーチは要りません。
日本一に向けて夢膨らむはずが続投の大義名分になる「若手を育てた」安田、藤原らのプレーぐらいしか楽しみが無くなっている、そんな今日このごろです。

小島沈む

規定投球回到達を考えても長いイニングを投げたかった小島は、しかし痛い二発を食らっての5回KOとなりました。
さほどに悪いとも思えませんでしたが被弾はいずれも魅入られたかのように甘いところに入ったボールを見逃してもらえず、外崎にはそもそもカモにされていましたがスパンジェンバーグは逆にカモっていただけにコントロールを間違えればそんなもの、が小島のピッチングを狂わせないかが心配です。
コーナーを狙いすぎればボール先行になって、の中盤戦までの悪いパターンに陥りますので、むしろ開き直るぐらいでよいでしょう。
とにもかくにも来季以降に繋げるためには借金を背負わずに終わりたく、例年であれば二桁相当の8勝を必須にあともう一踏ん張りを願います。

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千葉ロッテ 0 0 1 0 0 3 0 0 0 4 10 1
西武 1 0 0 2 3 0 0 1 X 7 10 3

◆10月22日(木) 西武−千葉ロッテ23回戦(西武15勝8敗、18時、メットライフドーム、8,264人)
▽勝 ニール 19試合5勝7敗
▽S 平良 46試合1勝1S
▽敗 小島 18試合7勝8敗
▽本塁打 スパンジェンバーグ13号(小島)、外崎6号(小島)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、東條、陳冠宇、佐々木千、永野—柿沼、佐藤
西武 ニール、ギャレット、宮川、森脇、平良—森

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