来季が始まる

奇跡ともされる地元開催でのCS、1stステージの勝ち抜けで日本シリーズ選出を目指しましたが、Finalステージは1勝4敗での敗退となりました。
まるで藤本監督の退任のように日を跨がずにして抽選申し込みをしていたe+から無効のメールが、チケットぴあからもそのうち届くと思われます。
一昨年に比べれば競った試合が続いて面白い対戦でしたが、一方で投打とも力量差を感じたのも正直なところです。
この経験、悔しさを糧に来季こそリーグ優勝で王者として挑戦者を迎えたい、もう明日から来季が始まるも同然で切り替えていきましょう。
宮崎に移動する若手もいるでしょうし、数日の休養でZOZOマリンでの秋季練習もスタートすると思われます。
秋季キャンプはどうなんだろう、鴨川市の公式サイトにはグッズ販売の案内はあれど現時点で何ら記載が無いのは日本シリーズの日程もあって流動的だったからなのか、それとも温暖化で敢えて鴨川まで行く必要も無くコストもかかるし昨年と同様にZOZOマリンで終わるのか、第二次戦力外通告とともに発表を待ちます。
オリックスはおめでとう、紅林のベンチ外や杉本の負傷と思われる交代など懸念材料はありますが、パシフィックの代表として阪神を叩き潰してください。

種市無念

ぶっつけ先発となった種市は3回2安打2失点、らしく4つの三振を奪うも森にツーランを浴びてしまいました。
あれは打った森が上手かったと言いますかこちらの各打者に見習って欲しい強引さ、それは外を無理に引っ張るのとは違うとにかく力強く叩くことを最優先にしているようなスイングで高めのボール球を運んだパワーと巧さで、球団にも吉田正が抜けても森で埋める編成の凄さを見習ってもらいたいです。
三回での降板を悔やむコメントにおそらく50球が目処だったのでしょう、四球が絡んでの失点だったのが反省材料です。
こちらの森は抜群の1イニング目に痛恨の失点をした2イニング目、結果的にはこの失点がハナ差になったことで悔やむ気持ちも強いでしょう。
しかし宮崎から呼び戻されて大舞台に使ってもらえて中森とともに来季は先発ローテーションを担う一人として、さらなる成長を期待します。
東妻も踏ん張りました、東條はちょっとあれでしたが坂本の向こうっ気の強さは買いたい、ヒットは打たれどリベンジが成った澤田にも感謝です。

ソロ二発で届かず

打線は苦手な宮城に抑えられて、リリーフ陣に二発で迫るも追い付き追い越せませんでした。
しかしキャプテンをスタメンから外して五番に抜擢した茶谷がマルチで起用に応えて、何も中村奨をレギュラーから外せとは言いません、フラットに競わせてそれで勝ち上がるならもちろん中村奨でよい、それが本人のためになるとは友杉で生き返った藤岡で明らかです。
岡に出番が無かったのが残念でしたが角中とともに存在感を見せて、間違っても流出しないようキャリアハイに相応しい待遇を用意してください。
ポランコはトータルで不調でしたが最後にどでかい一発を放って、ソロかつ勝てない、そんなジンクスが気持ち悪くて「勝てるチームで」とか言い出さないかと心配だったりもして、どこぞに中田の最有力はロッテなんて記事もありましたが、来季もDHはポランコだと信じています。
石川慎も左キラーの仕事をきっちりして勝負は来季、それほど数は多くないと言いますか岡だけではあるのですが野手は一年だけで終わるパターンでも無いのでよろしく、活躍の場を与えられてプレーできる喜びをもちっと守りを磨けば出番はもっと増えるはずです。
不甲斐ないシーズンとなった山口、佐藤都、その他の選手はリベンジを、伸び悩みともされる安田、藤原もそろそろ中堅になっていつまでも甘い顔はしてもらえなくなって、そのあたりは投手豊作ともされるドラフトで内野手、外野手の指名がどういったものとなるかで見えてくるでしょう。

さあドラフトだ

敗退の詳細についてはこちらをご参照ください。
秋季練習、秋季キャンプ、第二次戦力外通告、現役ドラフトとありますが、やはり注目はドラフトです。
大学生の投手が豊作でそれこそ1巡目に7人ぐらい、しかもいずれも東都から指名されるとの見方もあって、ロッテも続投が決まった吉井監督の「先発不足」のコメントからしてその流れに乗りそう、上位でどうしてもという野手もいませんし、どうあれ編成部の眼力が問われます。
自分的にこれといって指名して欲しい選手がいないのですがそれなりに考察をした上で、また当日はつぶやきます。

明日への活力に！

◆10月21日（土）　オリックス−千葉ロッテCSFinalS第4戦（オリックス4勝1敗、18時、京セラドーム大阪、35,804人）
▽勝　宮城　1試合1勝
▽S　平野佳　3試合3S
▽敗　種市　1試合1敗
▽本塁打　森1号（種市）、藤原1号（山崎颯）、ポランコ2号（平野佳）

▽バッテリー
千葉ロッテ　種市、東妻、森、東條、坂本、澤田—佐藤都
オリックス　宮城、阿部、山崎颯、平野佳—若月