最弱かも

カード初戦に勝ちながらも、スイープどころかお約束のように負け越しました。
楽天に続いてソフトバンクまで勢い付けてしまってゲーム差は2まで詰まって、明日からのオリックス戦にこてんぱんにされるとヤバさが増してしまいます。
その明日は関東に台風が上陸するのは避けられずしかし雨のピークは午前中で試合が始まるころには小降りになる予報、グラウンドコンディションに問題が無ければやってやれなくもなさそうですが無理はしないかな、どうあれ雨の中を行きたくもないので早めの判断をお願いします。

負け方が悪い

勝負ごとですから勝ち負けは当然にあって負けるのも仕方ないですが、それにしたって負け方が悪いです。
初回にポランコの先制タイムリーに山口のツーランとこれ以上にない3点を叩き出すもメルセデスが小刻みに失点して、しかも立役者が東浜と高校、大学でバッテリーを組んだ1つ後輩の嶺井ってどうよ、先輩を助けました、ってスポーツ紙がよだれダラダラのネタを提供してしまいました。
勝ち目が無かったかと問われればそんなこともなくこれでもかとチャンスを作ってしかしあと一本が出ず、そして責めることはできませんが守りでももうひとつのプレーがあって投攻守のいずれも悶々としてしまい、現時点でのチーム状態はパシフィックで最悪、最弱かもしれません。

四球が命取り

いきなりリードをもらったメルセデスは4回6安打4失点とあっさり引っくり返されて、それほど悪かったようにも思えずしかし際どいところをなかなか取ってもらえず天を仰いで結果的には2四球がいずれも失点に絡んでしまい、タイプ的には悔やまれる崩れっぷりでしょう。
ただ拙攻の責任をメルセデスに負わせるのはさすがに酷かな、1点でも追加点が取れていればまた違ったピッチングになったとむしろそう思います。
ベンチがそんな見方をしたからこそ4回71球での交代は坂本が抑えるも岩下が2イニング目に潰えて、三回の今宮の打球も正面で難しかったですが前進がワンテンポ遅れた藤原は柳田、中村晃の打球をグラブに当てながらも捕れず、もちろん捕っていればファインプレーですが今季は球際の弱さが目立ちます。

拙攻の嵐

二回以降の打撃陣はもうコーラックを煎じて飲め、としか言いようがありません。
四回の一死二三塁は茶谷の投ゴロが当たりはよかったですが抜けずに捕られて田村は凡ゴロ、続く五回の一死二三塁も中村奨、ポランコが打ち取られて、六回から3イニング続けて先頭打者が出塁するも荻野がバントを失敗するなど走者を進めることすらできない体たらくです。
相手も全力で抑えにかかってくるため簡単な話ではないにせよ、絵に描いたような逆転負けはこの勝負弱さこそが最大の原因でしょう。
出塁すらできない試合もしんどいですがヒットの数は同じなのに得点がこれほど違うのもしんどい、慣れっこではありますが慣れたくはありません。
まず藤原を外して、元気なポランコとさりげなくキャリアハイまで2発に迫った山口、そして角中を何も考えずにクリーンアップに並べるがよいです。

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千葉ロッテ 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3 10 0
ソフトバンク 1 1 1 1 0 0 3 0 X 7 10 0

◆9月7日(木) ソフトバンク−千葉ロッテ22回戦(ロッテ12勝9敗1分、18時1分、PayPayドーム、36,898人)
▽勝 東浜 17試合6勝7敗
▽敗 メルセデス 20試合4勝7敗1S
▽本塁打 山口14号(東浜)、柳田19号(メルセデス)、嶺井2号(メルセデス)

▽バッテリー
千葉ロッテ メルセデス、坂本、岩下、鈴木—田村
ソフトバンク 東浜、又吉、松本裕、藤井、津森—嶺井、甲斐

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