そんなことを思ったりもする、先発左腕の頑張りです。
ロッテの先発左腕と言えば成瀬、辛うじて加藤、その前が前田、園川と1980年代まで遡らなければならないほどに寒々としていて、ドラフトの目玉だった藤岡の獲得で流れが変わるかと思えば中後とともに伸び悩み、川満や土肥は芽が出ず、それがここにきて小島、本前、佐藤奨です。
本前と佐藤奨はまだまだこれからですがそれでもここ10年で考えれば異次元の状況で、そしてそれは大隣コーチの就任と時を同じくしている、もちろん土肥や先発としての鈴木がイマイチですから万能では無いにしても、これで中継ぎとしての鈴木や中村稔が一本立ちすればその可能性は高いでしょう。
やはり右と左は同じではないのか、ロッテの投手コーチで左腕だったのは2007年の園川まで遡らなければなりませんし、その前が1993年の山崎武となればコーチ人事はそのあたりも考える必要があるような、そしてもしかしたら大隣こそが井口人脈の最大の成功例なのかもしれません。
井上が復帰
昨年10月末の手術で実戦復帰まで5ヶ月程度とされていた井上が、それよりも遅れましたが今日に二軍戦で復帰しました。
3打席ノーヒットでしたがDHではなくファーストを守りましたから右手首の状態は完治と考えてよいとなれば超絶貧打戦の助っ人として期待をしたくもなりますが、故障前からバッティングが狂っていたことと、山口がスタメンから外れる状況からしてそう簡単な話でもありません。
ただオスナ問題に一石を投じることにはなるかもしれず、レアードかマーティンかの二択に井上が絡めばレアードの分が悪くなる可能性はあります。
そんなオスナは妥当に一週間ほど様子見となりそう、次の地元はそのオスナに佐々木朗の復帰とあれこれ話題がてんこ盛りです。