松永が引退を表明しました。
支配下選手登録をされたのは引退試合のためだろうと確信してしまうぐらいに今季も二軍ですら1球も投げることなく、本人も無念の終わり方でしょう。
肩も肘もやっていたので今回のそれがどちらなのか判然としていませんでしたが、引退に際してのコメントで肩痛だったことが分かりました。
肘はメスを入れて復活できるケースが増えてきましたが肩はなかなかそうもいかないようで、これだけ悩まされていても手術を選択しなかったのはそのあたりの理由もあるのか、そうなればNPB復帰を噂される有原も肩痛ですのでしんどいことになるように思えます。
そんな状態であれば難しいかもしれませんがやはり肩の故障でまともに投げられなくなっていた藪田も引退セレモニーでマウンドに登ったのですから、FA宣言などで確執ともされていましたがその後の二年間を考えれば噂に過ぎなかったのでしょう、来春のオープン戦での最後の勇姿を期待します。
そんなここ二年間でしたので最近の写真が無かったためルーキーイヤーで最初に撮ったそれを、ふてぶて王子&ジャミラをチョイスしてみました。
田中靖も引退
昨季終盤に打たれまくってヤバくも生き残った田中靖は、しかし今季も調子が上がらないままやはり引退を表明です。
オープン戦では4試合無失点ながらも開幕一軍を逃したのはいつものことで、約一ヶ月遅れの開幕でしばらくは好投しましたがGWあたりから失点を重ねて抹消、夏に戻ってきましたが出ては打たれるで終わってみれば8点台の防御率ですからもう35歳、それなりの納得での決断にも思えます。
まるで最初からロッテにいたような雰囲気を醸し出ていた田中靖ですので松永と一緒に引退セレモニーを、やらなければ嘘でしょう。
吉田は新天地へ
吉田は退団の道を選びました。
ユニフォームを脱ぐ働きかけを受け入れる選手には次の道を示しているここ数年ですので現役続行にこだわったのか、それともそうそうポジションがあるわけでもないので何も無かったことで仕方なくなのか、どうあれ新天地とはしましたが現実的には難しいように思えます。
まだ30代そこそこで捕手としては若い部類に入りますし200試合に近い実績があるものの、しかしそれはキャリア前半に集中してここ5年は一軍でまともに捕手としてプレーをしていませんからニーズがあるかどうかはかなり微妙で、吉田vs田村で吉田推しだっただけに残念です。
そして川越コーチも
川越コーチも契約満了に伴う退団となりました。
この1日のズレは井口監督の退任とは直接関係が無いとのアピールに見えなくもありませんが、どうあれ空席が増えすぎて大丈夫かと心配になります。
コーチ陣は基本的に単年契約だと思われますのでしかし鳥越二軍監督は辞任、他のコーチは退団との表現がされていますからそれがイコール球団の思惑なのでしょう、よって川越コーチはシンプルにその手腕に対する評価なのでしょうがそのあたりはファンの視点との差がありそうな気がします。
どうあれ誰かしらを招聘しなければならない投手部門、それとも松永なり田中靖なりを二軍担当として小野&大谷体制となるのかもしれません。