粘られて負ける

三回を終えるのに1時間半で4時間ゲームを覚悟しましたが中盤以降はテンポが早くなってそれでも3時間半、さらに負け試合でダメージが大きいです。
そこから帰って食事をして風呂に入って写真の整理をして気が付けばこんな時間に、よく現役時代に平日は写真撮影が無いにしてもよくやっていたなと振り返ってみればアップの時間は深夜1時~2時台がメインで逆によく仕事をしていたなと、適当な働きはしていなかったはずです。
そんなこんなで負け投手となった中村稔は松本剛に連続で7球もファールで粘られて挙げ句に上手く合わされるなど同点になった直後に屈してもったいない、そもそもがセーフティーで始まった攻撃で万波にも粘られて、裏を返せばストレートだったり亜細亜ボールだったりを続けて要求する里崎チックな田村のリードと追い込みながらも攻めきれない中村稔の詰めの甘さと、美馬をリリーフした三回と次の五回はさくっと抑えただけに魔に魅入られた死回でした。
それにしてもお客さんだったはずの最下位日本ハムに連敗ってどうよ、ソフトバンクはお友だちですが西野が最短で戻ってくるかと思ったらメルセデスが抹消されて先行きに暗雲が漂ってきたのにオリックスはきっちりと勝って、そんな独走態勢のアシストをする体たらくです。

発作が・・・

始まりは怖れていた美馬の突発性炎上症候群でした。
二回に先制されたのも二死からあっさり連打を浴びてのものでしたが、三回も打たれ出したら止まりません。
痛いエラーがあったにせよ四球を挟んでの4連打ですからどうにもならず、イニング途中での交代も仕方なしです。
立ち上がりは悪くも無かっただけに見極めが難しい、晩年の渡辺俊に似ていて美馬には第二先発を用意して早めの処置をしないと今後も大怪我となるでしょう。

こっちがビックリ

その美馬の足を引っ張ったのはブロッソーで、こちらがビックリです。
バウンドが変わって高く跳ねたにせよ体で止めにいっていれば処理できたはずで、メジャー時代の映像で体の横で捕球するシーンが多かったのが気になっていましたが鳥谷や藤岡のサードでのグラブ捌きと同じで本職がサードってホントかよ、それともメジャーではサードでもああいったのが普通なのか、よく分かりません。
打撃では犠牲フライで初打点もストライクゾーンに納得がいっていないようで、白井が激高したらどうしよう、ぐらいに不満げな素振りでした。

キャプテン安田

打線は先制されても引っくり返して逆転されても追い付いて、しかし三度目は力尽きて及びませんでした。
もっとも引っくり返したのは加藤豪の落球から始まって田村のタイムリーはアウトのタイミングで伏見が捕り損なったかタッチでグラブを弾かれたかどうあれエラーみたいなものでしたし、追い付いたのも清宮が落球してゲッツーかと思ったセカンドゴロが二遊間の息が合わずにずオールセーフになって投ゴロでまたゲッツーかと思ったら今度は上原が手に当ててタイムリーとなって文字どおりにKOとなり、つまりはクリーンヒットが続いた相手に比べて棚ぼたでしかなく、そしてここで勝ち越せなかったのが流れをまた渡してしまうことになって四回の惨劇が待ち構えます。
吉井監督は「二番手の差」とのコメントですが自分には打撃陣の差としか思えず、美馬や益田や澤村や中村奨や、ベテランやチームの顔には甘い吉井監督です。
そして上原を前回対戦で打っている安田はファーストでの起用でこんな顔付きで檄を飛ばす安田って初めて見たかも、しかも美馬に対してで、サードでもよく声掛けをしていますがタイプ的には中村奨よりもキャプテンに向いているような、今オフにバトンタッチがよいでしょう。
その安田に押し出されたポランコがまたソロでしたが久しぶりに放り込んで明日の北山には石川慎を外してDHポランコにするだけか、必死に勉強する平沢のスタメンは無さそう、余談ですが広告費を落としてもらっていることもありロッテはBC栃木を推しそうです。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
明日への活力に!

1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本ハム 0 1 4 3 0 0 0 0 0 8 12 3
千葉ロッテ 0 2 3 0 0 0 0 0 0 5 7 1

◆8月2日(水) 千葉ロッテ−日本ハム15回戦(ロッテ10勝5敗、18時、ZOZOマリン、22,898人)
▽勝 マーベル 3試合1勝
▽S 田中正 34試合2勝2敗17S
▽敗 中村稔 7試合1勝1敗
▽本塁打 ポランコ13号(田中正)

▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、中村稔、東條、東妻、高野—田村
日本ハム 上原、マーベル、池田、河野、田中正—伏見

© 2007 オリオン村