佐々木千を振り返る

【2021年中間成績】 31試合 4勝0敗1S 防御率1.06 34回 21被安打 1被本塁打 9与四球 1与死球 19奪三振 被打率.176

ようやくフォーム探しの終着点にたどり着いた、そう思いたい佐々木千です。
前半戦折り返しのところで既にキャリアハイを軽々とクリアして、敗戦処理からのスタートでしたが今や欠かせぬ勝利の方程式の大黒柱となりました。
オールスターにも監督推薦で初出場は1回を僅か7球で三者凡退に仕留めるらしさを見せて、じゃない方の佐々木、の面目躍如でしょう。
このままこのピッチングを維持できるか、一年だけの活躍で終わった中継ぎ投手は枚挙に暇がないだけに、大事な来季に向けての後半戦となります。

華麗なる手のひら返しを

これほどの活躍は予想できませんでしたし、むしろ春先からして逆にオフが厳しいのではと思ったぐらいです。
故障や手術もあり学生時代のスピードが戻らないのは仕方がないですしキャッチボール投法へのフォーム改造に違和感はあれど打たせてとるタイプへのモデルチェンジもあって然るべきだと考えてはいましたが、しかしそれであればボール先行はないだろうと、それが佐々木千の出足でした。
まるで悪いときのボルシンガーを見るかのようで、しかしそれも場数を踏むことで改善していったのはまだ改造の過程だったからなのかもしれません。
ゆったりとしたフォームからストレート、スライダー、シンカーと球種は多くありませんがスライダーが110キロ台と緩急が上手く使えていて、それが140キロそこそこのストレートでも打者が差し込まれたり振り遅れたりする理由ではないかと、時代の逆をいく低速スライダーこそが佐々木千の生命線でしょう。
あの耳から離れない登場曲を後半戦も、来季以降も何度も聞きたい、本人はスピードへの意識を捨てたわけではないようですが例えばそれでスライダーまで速くなってバランスが崩れることの方が怖いので、それよりも今のスタイルを固め、そして磨き上げることに注力してくれることを願っています。

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