さあ、VISION2030だっ!

まだシーズンの1割も終わっていない段階であれですが、次に視野を向けた方が精神衛生的に前向きになれます。
14安打で競り負けたかと思えば3安打で零封負け、どうすりゃいいんだの力不足が顕在化しています。
イベント日に弱いのは慣れっこですが今江に続いて西岡が登場した試合に不甲斐ない負けを演じて、スタンドのロッテファンはガッカリでしょう。
これで明日も負ければ開幕カードのスイープを吐き出して借金まみれ、気が付けばリーグ最下位のチーム打率となった攻撃陣に付ける薬が見付かりません。
次のステップ、VISION2030をスタートするには清算が必須で松本球団本部長を筆頭とする球団幹部と現場スタッフの退場が当然に、吉井金子体制でも何だかんだCS圏内に滑り込むかもしれませんが目指すところはそこではなく、今の野球で来季以降もズルズルなら全てを一掃してのリスタートにベットしたいです。

やっと左、だけど

もちろん今後に現場が改心する可能性はあります。
今日は左腕に藤岡はさておき藤原、上田、小川を起用して「左で調子のいいバッターをいってみた」とは吉井監督、しかしエゴサをして「ほら、ダメでしょ」と言いたくてのそれに思えなくもなく、そもそも調子がいい選手を使うなんてのは基本中の基本、右を並べてダメだったからなんてのは仕方なくにしか聞こえません。

打てない子って?

そして西川が抹消されて、山本が上がってきました。
この件について「打てない子には2軍にいってもらいます」「1軍で成績がでなかったら2軍に行くのは普通のこと」と至極真っ当なことを言っていますが、どの口が言う、それをしてこなかったのがこれまでですし、それこそ打てない子って西川だけなのかと総ツッコミでしょう。
ただこの点については趨勢が決まった後にしても佐藤に代えて寺地を使って、最後まで中村奨を使わず、変化の兆しが無いわけではありません。
とは言え藤岡、ソト、ポランコの4打席目に何の意味があるのか、茶谷や和田に打席を与えるべきではなかったのか、前日に不甲斐なかった両選手ですがそこそこ一軍にいながら茶谷は今季初打席、和田も3打席目でしかなく、10回にヒットが3本なら一流の世界で思い出したような機会に即結果を出せと責めるのは酷です。

それなりに手応えはあった

ヒットこそ打てませんでしたが藤原も上田も捉えた打球がありましたし、小川も粘った打席があって、これで左手にまたスタメン落ちであれば幻滅します。
山本も四球を選んでやはりちょっとズレていれば長打の打球を放って、せめて西川と同程度のスタメン、打席を与えなければ嘘でしょう。
もうひと押し、狂ったように打ちまくっているアセベドも何とかしたいですがあらゆる意味で枠が足りない、森と本前を諦めるには早すぎてここでも編成部の罪が深く重く、そして守るところも無い、昨季にキャリアで初めてファーストを守りましたが哀しいかなそこもソトとまる被りです。

エースなら

不得手なソフトバンクを相手に小島は5回9安打2四死球7失点、ボロボロでした。
自責は4で上田のトンネルに足を引っ張られましたが先頭をあっさりと歩かせなければそこまで至らず、上田の拙守は織り込み済みでエースなら味方にミスがあったときこそ粘らないと、例によって慶大3兄弟の一人、キラー広瀬隆に放り込まれて相性の悪さが骨髄を冒しています。
開幕戦では四回で見切った小島に4失点で続投が無いかとも思いましたが、前日の延長戦もありそうも言っていられなかったのでしょう。
失点ほどに悪かったとも見えませんでしたが変化球が真ん中から高めに入るケースがままあって見逃してもらえず、これがストレートなら詰まることがあっても変化球だとなかなかそうもいかない、吉井監督が変化球のコントロールの甘さを指摘したのはそのあたりもあると思われます。

ベテラン二人は

残念ながら澤村、益田も敗戦処理相当でした。
150キロ超はさすがですがお約束の四球もあった澤村は同点もしくはリードの場面では使いづらい、しかし敗戦処理なら先が無い37歳を敢えて起用する理由は本来は無いはずで、これも悪しきしがらみの一つ、二軍で抑えての昇格ではあっても数字を残しても上がれない選手もいてそう思えてしまいます。
またしてもこういった展開でコールされた益田も140キロ台半ばがせいぜいだと敗戦処理だろうが目に見える内容を示さないとしんどく、やや詰まった打球ではあれヒットに苦笑いをしている場合ではない、名球会の断念はありえないため調子が上がるのを待つしかありません。

詰めが甘い

できれば使いたくなかったであろう横山、菊地もイマイチでした。
150キロ台ビシバシの横山は山川が顕著でしたがその球威を逆に利用されて狙われると150キロ台でも打たれるのがプロ、変化球を磨きたいです。
惚れ惚れするストレートを投げ込む菊地も二死からピンチを作る詰めの甘さが相変わらずで、これって何なんだろう、ほっとしての油断でもないでしょうしこれだと同点もしくは僅差のビハインドがせいぜいで勝ちパターンに入り込むにはもう一段の成長が求められます。

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◆4月12日(土) 千葉ロッテ−ソフトバンク5回戦(ロッテ3勝2敗、14時1分、ZOZOマリン、27,738人)
▽勝 大関 3試合1勝
▽敗 小島 3試合1勝1敗
▽本塁打 広瀬隆1号(小島)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、澤村、益田、横山、菊地—佐藤、寺地
ソフトバンク 大関、津森、大山—海野

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