もう少し楽しませてよ～

決定打に欠きながらもそれでもヒットを大量生産してよき出足だったものが、あっと言う間に凍結してしまいました。
広島にとっての対外試合初戦は二軍レベルとは言いませんが必ずしも一軍が約束された顔ぶれでもないでしょうに、4安打零封負けです。
先が思いやられるなぁ～、もう少し楽しませてよ～、明日はDeNAと楽天猿を相手に2試合ありますがどういう選手の振り分けかどうあれ打ち勝ってください。

打てねぇなぁ

やっとスタメンで使ってもらえた茶谷がマルチながらも二打席で交代、小川も打っているため分からないでもないですが昨季も中盤戦ぐらいまでは冷や飯食らいだっただけに不安が無いわけでもなく、いや、今季は友杉とともにショートのレギュラー候補に名を挙げた吉井監督を信じます。
きっとポジションが変わったり控えクラスなど出場機会を意図的に与えたい選手を優先しているに違いない、和田もやっと今日に3打席ですから逆に茶谷も小川より一段上にいると前向きに、まさか友杉がいないうちに茶谷が走るのを止めようしているわけでもないでしょう。
心配なのはその出番を与えられている選手たちで、いきなり3安打猛打賞で始まった高部は急ブレーキで中村奨はNPBを相手に3試合ノーヒット、藤原も例によって波が激しく愛斗もなかなか結果が出ない、継続して打てているのは藤岡ぐらいです。
これ、開幕後はどうなるんだろう、たかが数試合で心配するってのも心配性すぎますが年季の入った貧打だけに今だけと思えなかったりもします。

東條離脱

まさかの先発転向となった東條は1回2安打2失点、ベテランだから1イニングかと思ったら左脇腹に違和感とのことです。
練習不足を理由とするつもりはありませんが投げただけでこれってどうよ、走っただけでハムストリングと同じく醜態に思えます。
肘を下げてニュー土肥をアピールしていたはずが今日も結果を残せず苦さありありでしたし東妻はヒットこそ打たれずも2与四球、鈴木と横山は普通かな、黒木コーチとしては収穫よりも失望が多かった今日の投手陣だったのではないかと、時間がかかりそうな東條のそれを考えればなおさらでしょう。
ちなみに東條が放り込まれた田村は高卒3年目でまだ一軍で10試合22打席でしかありませんが超プロスペクトらしく来月の侍ジャパンにも選ばれて、左の外野手で補強ポイントでは無かったためそういう意味での悔しさはありませんがもしロッテに入って今の田村がいるかどうか、そんなことを考えさせられたりもします。
てか、この時期の代表戦は開幕を前に迷惑でしかないのですが、種市に負担をかけないで欲しい、いい加減にしてください。

今季こそ！

そんな中で東條の後始末を含めた3イニングを2安打零封の中村稔が光明で、映像を見ていないため何とも言えませんが少なくとも本人が収穫を口にしているので前向きに考えたい、リリーフ陣に複数イニングを期待している吉井監督にとっても親孝行な中村稔です。
同期同い年の小島には大きく差を付けられましたが同じ左腕、中村稔こそ先発で続けて使ってあげたくもありますが貴重な左腕として坂本にも負けないようリリーフであっても頑張れ、現時点で推しメンの有力候補として明日以降も注目していきます。

明日への活力に！

◆2月17日（土）　広島−千葉ロッテ1回戦（広島1勝、13時、沖縄、不明）
▽勝　玉村　1試合1勝
▽敗　東條　1試合1敗
▽本塁打　田村1号（東條）

▽バッテリー
千葉ロッテ　東條、中村稔、土肥、東妻、鈴木、横山—松川、田村
広島　黒原、玉村、益田、森浦—坂倉、高木