黒を黒のままに

今日は投手陣が頑張って黒木コーチの黒髪を守りました。
前日に15安打と打ち疲れもあったでしょうし顔ぶれもやや落ちた相手でしたが1安打に抑えて、内容もかなり良かったです。
とにかくボールを低目に集めることができて森と高野がなぜか三森に数球あっただけでそれ以外はどれも胸元より下、同じ外れるにしても高めに抜けると怖いですがバウンドはノープロブレムで、これほど誰も彼もが低くまとめたピッチングはあまり見た記憶がありません。
それもコントロールがいい面子ばかりではなくむしろそれで崩れるタイプの森や解説者に笑わせてもらった「制球のいい」土肥までもがプラスの意味で連鎖して、これぐらい投げられればどんな相手でも余裕でしょう、これを投手陣としての一つのきっかけとしてもらいたいものです。

投手陣はグッ!

先発のメルセデスは1四球はあれどゲッツーで仕留めて予定の2回を6人で終えました。
ちぎっては投げ、といった力投型ではありませんがテンポがよく見ていて気持ちがいいのは守っている野手も同じでしょう、今季初実戦は満点です。
報じられている150キロがどれかが分かりませんでしたがストレートは140キロ台半ば弱でスライダー、そしてカーブがいいアクセントになっていました。
二番手の森も捉えられたような打球はありましたが実は詰まらせていて、ここまでピリッとせず石垣島残留となっていただけに反攻への第一歩です。
高野は初球にスッと真ん中に入った打ってくださいボールを叩き込まれて2被弾目、あそこに投げれば仕方がないので被弾癖かどうかはまだ分かりませんがことさら左打者に強いという感じもなくどういう期待でどういう使われ方となるのか、まだ様子見が続くのでしょう。
益田は薄ら笑いと左足のピクピクに拍車がかかって守護神復帰に向けて無難に、思っていたよりも早めの登場に意気込みを感じました。
そして土肥はこの調子であれば余裕で背番号66を背負えそう、まるで34の呪縛から解き放たれたかのように活き活きとしていて楽しみすぎます。

打撃陣はバッ!

一方で打撃陣は三回にたたみ掛けて3点は取るも四回以降は僅かに2安打、溶け始めたかと期待した猛打が一転して再度に凍結の兆しが、どうにも気になる山口がさすがのヒットにポランコにも一本が出て、高部ショックもあってかすっかりと外野手と化した平沢に徐々に結果が付き始めたのがやっとの材料です。
7安打ですからそこそこ打ててはいるのですが全体的に重い、まさかシーズンさながらにプレシーズンも後半戦に入り疲れが出てきたわけでもないでしょう。
ただこのぐらいに打者の調子が上がってくるのが常ですから例年の投手上位にちょっとだけ戻ったのかもしれず、うん、そう思うことにしよう。
明日は最後の練習試合で週末にはZOZOマリンでオープン戦が始まって、選別から仕上げの時期に入るわけで選手のモチベとギラギラで氷を溶かしてください。

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◆3月1日(水) ソフトバンク−千葉ロッテ2回戦(1勝1敗、13時、宮崎アイビー、不明)
▽勝 森 1試合1勝
▽敗 板東 1試合1敗
▽本塁打 上林1号(高野)

▽バッテリー
千葉ロッテ メルセデス、森、益田、高野、土肥—田村、松川
ソフトバンク 板東、松本晴、嘉弥真、又吉、泉、津森—嶺井、谷川原、渡邉陸

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