唐川途絶える

さくっと西武をスイープしてオリックス戦に臨みたかったのですが、痛い黒星を喫しました。
今季最終戦に西武が力を入れてきたわけでもなく源田はまた早々に交代して外崎は守りだけ、しかし消化試合モードで抜擢の山村に二試合連続アーチを食らって豆田にプロ初セーブを献上して、それでもヒット数はほぼ同じだったわけでロッテな敗戦と言ってよいでしょう。
これで自力地元CSが消滅して残りはオリックスとの3試合に楽天との直接対決、敵地での最終戦まで引きずるのか地元で答えが出るのか、あともう少しです。

無理があった・・・

そもそもCSを争っているこの時期に4年以上ぶりの先発となる唐川、という時点で苦しすぎます。
鎌ケ谷で見た感じではそのレベルに無くしかしここ数試合は数字的に好投していたためもしかしてと期待はしていたのですが、残念ながら裏切られました。
3回5安打2失点は与四球こそありませんでしたが思ったところに投げられていたとは言えず、いわゆる唐川らしくありません。
長いイニングとなるとカットボールばかりを続けるわけにもいかずしかしスライダーなりが決まったようにも思えず、本人は悪くなかったとの自己評価ですがどうだろう、地元出身の唐川という看板を外せば防御率7点台の34歳、このオフに肩を叩かれてもおかしくない今日のピッチングでした。
これでルーキーイヤーからの15年連続勝利もほぼ途絶えたことになり、間違いなく来季は進退をかけるシーズンとなるでしょう。
継いだ森は4回3安打2失点で山村に食らって新たなキラーを生み出した感もありますが、前日の鈴木もそうですが一軍半クラスにぴたりと合っただけかなと思ったりもして気にしないことにしよう、適当にばらけるのが森ですしボールには力があったので来季は山村を抑える一軍クラスへの成長を待ちます。
明日は美馬vs宮城と辛すぎるマッチアップで金曜日はどうする、候補の一人だった森が今日投げて中森はブルペンにいて、満を持しての二木かもしれません。

通常モード

それにしたって打線がもちっと仕事ができていれば勝機があったかもしれず、しかし通常モードでした。
ヒットは出るも連打とならず得点圏に走者をこれでもかと進めてもあと一本が出ない、もう諦めの境地に至りつつあります。
四回に牽制悪送球でセカンドからホームを狙った安田の憤死が痛かった、映像にはありませんでしたが大塚コーチが腕を回していたとの実況の言葉を信じれば信号機が壊れていたのでしょう、和田じゃないんだから、際どくもない暴走で流れを相手に渡してしまいました。
7安打7四死球で1点しか取れないってやれと言われてもなかなか難しい、角中とポランコで9タコがしんどかったです。
ところで友杉の抹消って特例2023でもないし、9月以降0割台ってのがあるにしても小川が代わりになるわけでもなく、それよりも何よりも藤岡を一人にしてしまうのが怖い、あるいは茶谷との併用にするのかもしれませんが茶谷を欠場とする余裕があるんでしたっけ、自分であれば六回の代打は茶谷でした。

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西武 0 2 0 0 0 2 0 0 0 4 8 1
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◆10月3日(火) 千葉ロッテ−西武25回戦(ロッテ16勝9敗、18時、ZOZOマリン、21,381人)
▽勝 松本 20試合6勝8敗
▽S 豆田 16試合1S
▽敗 唐川 6試合1敗
▽本塁打 山村2号(森)、岡7号(松本)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、森、東妻、鈴木—松川、佐藤都
西武 松本、平井、豆田—古賀、柘植

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