侍ジャパンの栗山監督が退任して次は誰だと侃々諤々、イチローや松井といった実現しそうもない名前から工藤、古田などそれっぽいものも、そんな中に吉井監督が出てきたりもして、3年先のWBCを考えればありえない現役監督ですがそもそも今すぐ決める必要があるかに疑問が無いわけではありません。
秋口や春先に意味不明の練習試合をやるためにとりあえずチームを結成するってのはあるにしても栗山監督の就任は2021年と直前で、そこまでは東京五輪をターゲットに稲葉監督だったという事情があるにしても今回のここから3年間はさすがに長すぎます。
WBSCプレミア12が来年にあるらしくそこに向けて動き出すためか、どうあれ大会の指揮だけではなくチーム作りも含めれば兼任は不可能なので在野で探し出すしかなく、映画まで作ってこぞってその感動が盛り上げられているだけに連続優勝へのプレッシャーで断られる可能性もあるでしょう。
まさに適任
そこで井口監督を推したいと思います。
その評論家チックな試合後のコメントに解説者みたいだと思っていて退任後はNHKの解説者が相応しいと、そのとおりになって評判もいいようです。
体力面も含めて出来上がった選手が前提の起用、采配はNPBから選りすぐられた侍ジャパンにピタリとはまるでしょう、チームを構成するのは固定主義に耐えられる選手ばかりで控えは一芸に秀でた人選とすれば無類の強さを発揮しそう、メジャー経験もありメジャー組の招集への足枷もありません。
次回のWBCは2026年で佐々木朗のポスティングイヤーと重なるためお披露目をしつつしかし無理はさせられないという制約はありますが、山下など次の芽が出てきていますし苦労は無いはず、見事に栄冠を勝ち取ればその勢いでソフトバンクの監督に就任するというシナリオも描けるでしょう。
輪番制なのか選考に関与する強化委員にロッテが含まれていて退任に際してあれこれあったにしてもそこは水に流して、win-winの決定があってよいと考えます。