他人事にしか聞こえない

13年ぶりのビジター10連敗、独走態勢に待ったなしです。
じゃあ内弁慶かと言えばZOZOマリンでも負け越していてつまりは弱い、7年ぶりの借金二桁が物語っています。
いや、古いファンなので負けるのには慣れている、ここのところはCS常連になって耐性が弱まっているのはありますが、それにしたって負け方ってのがあるよね、大型連敗が終わっても次の気配でしかも見るべきところがほとんど無い試合が多くて、今日もそんな箸にも棒にもかからない黒星でした。

二軍戦?

Was it a second team match?とハワードが言ったとか言わなかったとか、あ、フェイクニュースになっちゃうな、でも信じてしまうほどの醜態です。
二軍での数字は鵜呑みにできない、と期待を込めるもそのまんまに、来日初登板初先発のハワードにさくっと白星を献上しました。
7回5安打無四球零封とまさに二軍を相手に投げたのと違和感なく気持ちよかっただろうなぁ、もちろんハワードがよかったのがあるにしても本当にそうなのかと疑念が無いわけでもなく、あれだけ完璧にしてやられた古謝の今季は対ロッテの2勝だけでその後に6回途中5失点、3回3失点で抹消中です。
不甲斐ない打撃陣に吉井監督は「初めて見るピッチャーで、何を打つかっていうのが決められない選手もいたんじゃないかな」ってよくもそんなことを、考えてプレーするのは選手ですが攻め方とか狙い球とかをアナリストなりのデータやコーチの指示は無かったのかと突っ込みたくなります。

なぜ上げたの?

復帰登板を飾れなかった種市は押し出し四球などコントロールがまとまらず、しかし小島もそうですが絶好調でなければいつものことです。
ばらけて球数が増えてでも粘り強くってのが種市の身上でもあって、それを支えるのは味方打線、援護ゼロでは勝てません。
勝ち負けでなくピッチングそのものへの指摘でしょうが「何も変わっていなかった」と例によって吉井監督は手厳しい、でもさ、あれぐらいの期間じゃ修正できなかったのかなってどうなのよ、誰が判断して上げたのかサブロー監督とどんな情報交換をしたのか、二軍での種市は3回58球で1失点ながらも6安打を浴びて少なくとも数字だけを見れば戻すのが早すぎた、内容で修正できたの判断なら件の発言と矛盾します。

どうやって点を取るつもり?

そしてまた走られました、バントされました、やらないことをやられて右往左往です。
最後に刺したのはいつだろう、ってぐらいにフリーパスで昨日に小島が左でももろセーフだったことからして寺地だけの問題とは思えません。
ま、金子参謀に言わせれば「あれだけの成功率なら走らせるよ」かもしれませんが、鶏が先か卵が先か、虎穴に入らずんば虎児を得ず、の言葉を贈ります。
2割を切りそうなチーム打率にリーグ唯一の2割台の長打率でどうやって点を取るのかどんなプランニングなのか、タイムリー欠乏症は47と5試合分を超えました。

よ・わ・い・で・す・ね~

さて、弱っち打線はまたしても1点も取れませんでした。
5月半ばにして9度目の零封負けはカードで1つのペースになるのもそう遠くはない、歴代上位5傑は1950年代で近代野球では空前の記録も狙える勢いです。
さあ、所ジョージ風に「弱いですね~」を唱和しましょう、我々はいったい何を見せられているんだろう、とっくに涙は涸れました。

てこ入れ?

てこ入れ、かどうかはさておき、角中が抹消されて山口が今季初一軍です。
しかしスタメン抜擢は無く試合が決まった後の代打で力無い内野ゴロに倒れて、外低めの届かないマン振りとため息の一打席でした。
やっと打ったと思ったソトはまたトンネルに入って結果的にあの一発は見切るタイミングを失っただけ、箱庭でどうなるか注目されます。
上げたのだから明日はソトに代えて山口をファーストスタメンでいいんじゃねーのと考えますが、左手にまた右ずらりに戻すかも含めて目が離せません。
ゲレーロの抹消は驚いた、投手には厳しく懲罰と思えるほどに、種市も修正に期間が足りないなら明日抹消ですが同じく苦言の小島がそのままでどうなるんだろう、横山が3回、5回途中と先発転向にも見える調整をしている迷走との兼ね合いが気になります。

いいとこ探し

無理矢理にでもいいとこ探しをしてみれば甘いボールはきっちり打てる山本、最初のは本人は手応えがあった素振りでしたが届かずでも捉えてはいて次の打席の痛烈もそう、あとは外を逆方向に引っ張れるか、誰もが躓く課題を乗り越えてもらわねばなりません。
宮崎はもがき苦しんでいますがそろそろプロ初ヒットが見たい、でもきっと明日は池田で出たらつまりは負け試合で週末の地元でお願いします。
やっと9244会の澤田は一時期に物足りなかったストレートに力があって渾身のスタイルもいい、ただ高い、緩急ももっと使いたいです。
同じく高めでしたが早坂はまだ勢いのあるボールを投げるのが優先されて高低にこだわりすぎない方がよい、痛い目に遭うこともあるでしょうがそれも経験でそこから何を学び変われるか変われないか、結果を求めて小さくまとまるより今は全てをぶつけて華々しく散るが正解でしょう。

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◆5月14日(水) 楽天−千葉ロッテ10回戦(楽天7勝3敗、13時、楽天モバイルパーク、24,353人)
▽勝 ハワード 1試合1勝
▽敗 種市 6試合2勝3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、廣畑、小野、澤田、早坂—寺地
楽天 ハワード、加治屋、藤平—太田

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