明日の開幕メンバーの発表を前に、ちらほら情報が流れてきました。
井口監督が明言をしたところでの福田秀と井上が二軍スタートは背中を痛めているらしい福田秀はそうでなくても実戦で結果を残せていませんから当たり前と言えば当たり前で、しかしやはり18打数3安打でしかない井上も数字としては物足りなくも一軍から外したのが驚きではあります。
そうなれば12打数2安打の角中も外れるのでしょう、ここ最近の調子というところでは藤原だって危ういはずですし、中村奨もそうです。
井上は昨秋の秋季練習の不参加からもう転げ落ちが止まらない感じでまさに鈴木ロード、来季はロッテのユニフォームは着ていないかもしれません。
膝を痛めた小川もここ一週間は安静でその後に二軍でプレーをしてから、とのことですから大事では無いはず、4月中の一軍を心待ちにします。
また河村と土居も福岡入りしたようで、自分的には外野手を削っての河村はありかと思っていましたがそれが井上なのか、河村には大きなチャンスでしょう。
そしてどうやら開幕四番は安田になりそうで、ルーキーではないプロ初出場が開幕四番という話題性からも山口でいくかと思っていましたのでやや意外ではありますが、その安田は逆方向を意識した打撃練習をしていたらしいので吹っ切れて本来のバッティングに心技体とも戻るのであれば期待をしたいです。
鳥谷と今岡
当然のように鳥谷も福岡にいると思われ、開幕オーダーが注目されます。
そんな鳥谷は入団の経緯などは今岡と似ていて戦力としての期待の薄さも似たり寄ったり、しかし今岡に対してはさほどに不快な感情はありませんでした。
その差を突き詰めればやはり監督の目のかけ具合でしょう、西村監督は球団から押し付けられ感でもあったのかかなりシビアで甲子園での交流戦の直前に登録抹消をされるなどむしろ今岡を気の毒に思ってしまうぐらいな、しかしそれでも黙々と二軍で練習をするその姿が多く伝えられたことを覚えています。
だからこそコーチ兼任の三年目でチームを退団することが決まったときに若い選手たちに胴上げをされるほど慕われたのでしょう、これは凄いことです。
つまりはその扱いをどう見るかで選手に対する感情が左右されるわけで、一般社会でも露骨な贔屓をされている人を周りの見る目が冷たいのと同じでしょう。
これは中村奨や藤岡にも言える贔屓の引き倒しで選手にとって不利益になってしまっている好例ではないかと、当の選手には不幸なことかもしれません。