早めの朗希

佐々木朗がブルペン入りをすれば報道はそれ一色になってしまいます。
キャンプ二日目にして過去最多の49球はWBCのボールで変化球を交えて、となるとこの朗希さんはどこの朗希さんだろう、と思ってしまう早めの仕上がりです。
それもこれもWBC対策であることは間違いなくペナントレース至上主義の自分的には本末転倒にしか思えないのですが世間的には当然の流れなのでしょう、WBC仕様に慣れれば慣れるほどに終わってから戻ってきたときの違和感が残りそうで不安でなりません。
早くも15日の実戦登板が、村上との対戦が既定路線となり糸満に報道陣が殺到しそう、もう4年目でいつまで幼子を見守るような腫れ物に触るようでいなければならないのかと思いつつも、黒木コーチの「ケガしないよう親心で見ていました」が佐々木朗の現時点と考えます。

こそっと

そんな中で小島が昨秋から習得を試みるフォークに手応えです。
小島ほどの王道を歩んできて実績もある投手が新球を覚えるのは異例にも思えるのですが、昨季は勝ち星こそ伸びませんでしたが2年連続の規定投球回に対して今季は170イニングを目標に据えるなど現状に満足せずに次のステップに進む準備を怠りないのは心強いです。
そのフォークは被打率が高かったストレートを活かす武器にもなり、カーブの精度向上も課題としていて手数を増やす目的もあるのでしょう。
周りが佐々木朗に注目する中でこそっと小島が負けてたまるか、二桁勝利に3年連続の規定投球回となればミリオンダラーズ入りは確実です。

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