俺のお立ち台を消すんじゃねーぞ

九回表の角中はベンチの隅っこでグラウンドを凝視してピンチになってからは眼光鋭く、俺のお立ち台を消すんじゃねーぞ、そんな声が聞こえてきそうでした。
そのお立ち台では饒舌に先制タイムリーを「俺がここで打たないと点が入らない」と毒を吐いて、佐々木朗には「最後まで投げないと」と檄を飛ばして、地元での勝率の高さは「特殊な球場なので」と、これ以上を喋らせたら拙いと思ったのかぶった切るかのようにインタビュアが唐突に終わらせたのが面白かったです。
交流戦までは2割前後と低迷していましたが得意のセントラルを相手に打ちまくって.245は物足りなくも永久凍土打線の中では頭抜けていますし投高打低を加味すれば頑張るベテラン、これを維持できれば来季もユニフォームを着られそうで、ブログを始めた2007年の最後の生き残りだけに長生きを願っています。

コバマサ魂

そんな角中の威嚇に怯えるかのように一塁側ベンチを気にしていた益田は、点は失っても勝てばいいコバマサ魂で何とか1点差で逃げ切りました。
鈴木の打球は守備固めに入った和田としては捕らなければならなかったですがほぼ正面のライナーでかつ左打者の逆方向で微妙な動きでもしたのか捕りきれず、益田が唖然と言いますか呆然と言いますか捕手のバックアップに入ったままレフトを見て立ち尽くしていたのがその心内といったところでしょう。
もっとも捉えられた打球は誰が悪いと問われればまず益田ではあり、先日に痛い被弾がありましたがそのちょっと前から劇場主と化していただけに下降線がまだ続いている模様、それでも「こんちくしょう」とばかりに最後の打者を空振りで切って捨てたのはさすがでした。

100奪三振に到達

佐々木朗は8回5安打零封で6勝目、数日でまた消えますが規定投球回に届いてトップに立ちました。
お休み期間がありながらも両リーグ最速の100奪三振は他を圧倒してK/BBもトップ、は奪三振ばかりが注目されますが与四球も少なく、この手のタイプはボールは速いけどコントロールがアバウトというステレオタイプにはまらずにどの切り口でも付け入る隙を見せないのが佐々木朗です。
指先などの不安と援護の無さというアキレス腱はあれど被打率も.154は相手ベンチからすればお手上げでしょう、106球での降板はまた堀内あたりが吠えそうですが120球を目処としている吉井監督とすれば当然の継投で、八回がもう2~3球少なければいったかもしれませんが違和感はありません。
ピッチングとしては右打者のストレートがなかなかゾーンに入らなかったのが理由か変化球が多めで「歳を取ってからでいい」と吉井監督は苦笑いだったようですが、割と首を振る佐々木朗は今日はいつにも増して振っていたのはどちらを投げたかったのか、何となく佐々木朗主導だったように思えます。
安田がライン際を飛びついて好捕したかと思えばボテボテを土手に当ててミスっても目は笑っていませんが余裕の笑顔、頼もしい佐々木朗です。

ミスターお立ち台

結果的に試合を決めたのはキャプテンの一発でした。
ど真ん中のスライダーを振り抜いた打球は打った瞬間にそれと分かる平良にとっては痛恨の一撃だったでしょう、半テンポぐらい間を置いてのスイングはストレート待ちだったのか、お立ち台では絵に描いたような優等生でそれも含めての中村奨だったりもします。
なかなか率が上がりませんが「奨吾のチーム」と吉井監督が口にした以上は井口ロッテのときのようなフルイニング出場ではなくてもスタメンを外されることは無さそう、年齢的にも2025年をターゲットとすれば代わりを考える必要はありませんから4年契約はずっとこんな感じでしょう。
キャプテンという枷を無くしてあげた方が本人にとってプラスになる気がしないでもなく、どうあれせめて2割5分台には乗せたいところです。

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◆7月5日(水) 千葉ロッテ−西武11回戦(ロッテ8勝3敗、18時、ZOZOマリン、20,996人)
▽勝 佐々木朗 11試合6勝2敗
▽S 益田 32試合2勝1敗20S
▽敗 平良 12試合5勝4敗
▽本塁打 中村奨7号(平良)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木朗、益田—佐藤都
西武 平良、佐々木—古市

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