これも時代なのか、出場給が占める割合の大きいロッテでは必然なのか、なかなかメリハリの付いた契約更改が続いています。
今日は安田、種市、小島が自分の査定を大きく上回る昇給を勝ち取って、逆に松川は思っていたよりも下がりました。
プロの世界ですから信賞必罰は正しいですしアクシデント系を除いた故障にシビアなのもそう、どうあれこれで佐々木朗の億超えは確実です。
アップ率の大きさは黒字決算が反映したのかもしれず、その黒字分が補強にも向くかどうか、ここまでそういった聞こえのいい話は伝わってきません。
入団テスト
と思ったら二保と吉田凌の入団テストだそうです。
きっちりテストをやるってのがロッテらしくもあって、よってトライアウトに参加しない面々でパタパタと他球団が獲得した選手に縁が無かったのはそりゃそうよ、いちいちテストが必要なロッテよりもそうでないところに靡くのは当たり前で、そもそもロッテが声をかけたかどうかも分かりません。
さて二保と吉田凌はどうなる、参加=合格とならないのがこれまでのパターンで古くは藤田や小林宏もダメでしたし昨秋も高野、吉田一に吉井監督がそれっぽい評価コメントを出しながらも吉報は届かず、どうあれ補強と言いますか補充と言いますか、第一弾がこれってのが寂しくもあります。
二保は二年続けて一軍登板が無く二軍でも昨季が4点台、今季が6点台の防御率のどこに希望を見出したのか、来季に34歳もぐっときません。
一方の吉田凌は一軍で19試合に投げて防御率3.24、二軍でも1点台でどうして戦力外か分からない数字はしかし球速ダウンとスライダーの衰えが囁かれて、それでもロッテのリリーフ陣に放り込んだらそれなりに光りそう、合格したとして支配下なのか澤田を目指せと育成枠なのかも注目したいです。
ところで高野らがそうだったように秋季練習に参加してのテストであれば隠せませんが非公開なら公表する必要も無く、合格したときだけ獲得の発表とすればいいのにどういう思惑なのか、抱え込んでほぼ合格前提なのかもどかしがっているファンへのアピールなのか、理解に苦しみます。