いきなり内が鼻血でベンチに戻って雨で中断して波乱の幕開けとなりましたが、数分で再開した試合は淡々とロッテが連敗を止めました。
ド派手な猛爆や鮮烈な完封は刺激的ですが逆に点が入りそうで入らない抑えているようで捉えられてはいて、ロッテは勝った実感があまり無く楽天としても負けた気がしていないかもしれずむしろそれがいい、ロッテは浮かれること無く楽天は反省ができずその流れで明日に勝ち越しを決めましょう。
その明日はここで使うか唐川vsポンセで今日に鈴木、益田を温存できたのが吉となるか坂本らの連投になってしまうかは唐川次第、2年振りの白星を待ちます。
あと2つ
西野が昨季に並ぶ8勝目はキャリアハイまであと1つ、そして念願の二桁勝利にあと2つとなりました。
5回4安打1失点は76球での交代で先発としてのギリギリ最低でしかなくしかし妥当っちゃ妥当、立ち上がりから抑えてはいてもそこそこ芯を食われて野手の正面だったりと運に恵まれたところがあって、そして五回はフランコに何度もヒヤリとさせられた挙げ句に歩かせて小深田、村林にもやられた感があって太田には上手く運ばれて、ベンチもそうだったでしょうがとにかく落ち着かなかったためあそこが見切りどころでしょう。
とは言え悪かったわけでもなくストレート、スライダー、フォークはそれなりに変化球がやや多めだったのはストレートが抜け気味が理由か、あとカーブをもっと使って欲しいとは自分的な願望で、ともあれイニングが物足りなくも試合を作ったというポイントでは貢献してくれました。
無難な継投
継投は例によって坂本を左にぶつけてボール先行になって頭を抱えましたが、終わってみれば無難に三者凡退です。
そして懸案の七回は吉井監督推しのコルデロが消えてしかしコルデロみたいな横山は「当たった?」と口ポッカリの死球にさらに四球でピンチを作るも初球を打ち上げてくれた茂木はありがとう、イヤな予感しか無かった太田も怪しげな中村奨のグラブ捌きで仕留めました。
点差が開いての岩下、国吉はまあ余裕、特に国吉はピシャリといかないのがむしろ安定感でこの調子で頑張ってください。
ポランコ・・・
打撃陣は試合前に四球を気を付けると言っていたらしい内の自滅で二死から4得点、中村奨の押し出し四球でストライクを欲しがったのを高部が見逃さず、あの打球で一塁走者まで楽々ホームインできたのは風が無くても緩慢な追い方をしていた中島のアシストにも思えます。
しかしその後は走者が出ても進めることができなかったりと内を攻めきれず、よって岡のタイムリーが絶大でした。
一打席目の惜しい当たりを取り返すかのような2点タイムリーは100点満点、無死一塁でもったいなく思えた高部のバントが結果的には活きた形でしかし田村にそのまま打たせたってのが、珍しくも友杉が繋いで何とかなりましたが藤原か山口、あそこで使えない山口なら一軍には要りません。
もったいないという意味では七回の無死一塁で角中にバントは三番ということもあり複雑な心境で、そして見事に初球で決めましたが守りで和田に代えるならピンチバンターでもよかったような、藤岡も小川に代えて守りシフトにしながら中村奨がそのままってのもらしくはありました。
ちょこちょことスタメン落ちすることが増えていて気付いていなかったサブマリン不振は八回のヒットが20打数振りで、なおさら守備固め安田がよかったです。
そしてポランコがベンチ外ってどういうことよ、相性のいい楽天戦でのそれはかなり状態が悪くなったのではないかと不安になります。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 6 | 11 | 0 |
楽天 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 1 |
◆7月26日(金) 楽天−千葉ロッテ14回戦(ロッテ8勝5敗1分、18時1分、楽天モバイルパーク、23,633人)
▽勝 西野 14試合8勝5敗
▽敗 内 15試合4勝7敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、坂本、横山、岩下、国吉—田村
楽天 内、藤平、弓削、宋家豪、吉川—太田