完全優勝が潰える

幸先よく白星スタートの交流戦はしかし連敗してあっさりと負け越し、最初のカードで完全優勝が潰えました。
負けたってのもありますがたかが牽制ごときでのブーイング合戦が耳障りでしたし吉井監督はベンチにいるときはまあいいとしてもマウンドに行くときぐらいはトレーナーみたいなのを脱がないとスタッフじゃないんですし、黒木コーチは脱いでいて、先日は松井監督もやはりそうで乱れが感じられます。
鎌ケ谷のときもそうでしたが気になるならプレーに関係ないネックレスなんて外せばいいのに、そんなカスティーヨは先発としての初陣を飾れませんでした。
面白いぐらいに捉えられてこれが一軍と二軍の力の差なのか、左打者がネックになりそうでそして中田翔のは仕方ないにしても右の岡本和にも流してよし引っ張ってよしとやられ放題、昨季は佐々木朗がやられましたしロッテ戦になると鬼のように打ちまくる岡本和にまた打ちまくられる哀しさです。
今日の座席ではよく分かりませんでしたが吉井監督いわく真ん中に集まりすぎだったらしく、しかし「一回じゃ分からないのでもう一回」とこのあたりは吉井監督らしい、同じく初陣となった植田は負けリードとなってしまい打席でも軽く弄ばれましたがこちらももう一回チャンスがありそうです。

またしてもブルペンデー

ブルペンデーを除けば先発が三回で降板したのは今季最短で、またしてもブルペンデーみたいになってしまいました。
イニング跨ぎもあって明日がほぼ間違いなく中止でそれを見込んだのでしょう、それならば昨日に、は置いておいてビハインドでも惜しみなく岩下、坂本、東妻、西村を突っ込んで追加点を許さず、そこそこピンチはありましたが粘り強く今季を象徴するかのような零封リレーは素晴らしかったです。
岩下は適当にばらけるのがばらけすぎる怖さはありますが重そうなストレートがズシンときて肘の問題が無ければ先発より中継ぎ適性があるかもしれず、風の影響もあったかもしれませんが左打者が腰を引いてストライクになるスライダーがえぐかった坂本は数字どおりに打たれた右打者を克服できれば大物になりそう、歩かせてしまった東妻は低目に外れているうちは大丈夫に思えて、西村はプッシュ気味のバントにこけてピンチを招くも後続を断って19試合連続無失点です。
記録大好きニッカンによれば球団記録とのこと、しかし抜かれた南のそれはプロ初登板からで同じ土俵で比較していいものか疑問が無いわけではありません。
西村にとって南は高校の先輩でしかも投げ方もどこか似ていて、坂本とともに一発屋で終わらず末永く中盤を支える存在として頑張ってもらいたいです。

つまりは打てない

カスティーヨがあまりに打たれまくってしかし何だかんだで炎上まではせず、言うても3失点ですから敗戦の責の多くは打撃陣にあります。
6安打ながらも5つの四球をもらってそれなりに塁上を賑わせましたがあと一本が出ない、よくある話です。
風を味方に付けた安田は思わず笑みがこぼれる無死二塁を二度作りましたが後が続かず、なぜ角中に送らせなかったんだろう、外野フライであれば1割台の佐藤都でも何とかなったかもしれず、そこそこ飛ばしましたがやはり1割台の角中と二人で何とかしろは結果的にデータどおりとなりました。
次が四番にしても三番キャプテンには送らせただけになおさらで、前の打席では犠牲フライを打ちましたがもう一本が出なかったポランコは体育会系にありがちなバッサリ髪を切った澤村、メルセデスとともに三人衆が古巣に手痛い恩返しができなかったのが負け越しの一因です。
故障者はいつ戻ってくるんだろう、ちなみに今日にスーパーでいつのものか分かりませんが「荻野選手が買い物に来ました」とラフな格好の写真とサイン色紙が飾ってあるのを見付けて、船橋に住んでいてもしかしてご近所なのかたまたま寄ったのか、とにもかくにも6～8週間の目論見どおりであればそろそろのはずです。

明日への活力に！

◆6月1日（木）　千葉ロッテ−巨人3回戦（巨人2勝1敗、18時、ZOZOマリン、19,525人）
▽勝　山崎伊　7試合4勝1敗
▽S　大勢　18試合1勝11S
▽敗　カスティーヨ　3試合1敗
▽本塁打　岡本和12号（カスティーヨ）

▽バッテリー
千葉ロッテ　カスティーヨ、岩下、坂本、東妻、西村—植田、佐藤都
巨人　山崎伊、中川、大勢—大城卓