移籍後初登板は6回零封で援護ゼロ、そして今日の2試合目も5回2/3を2失点で援護ゼロ、驚異の援護率0.00が続きます。
2失点もメルセデスからすれば打ち取った打球が内野安打だったりセンター前にポトリと落ちたり、挙げ句にゲッツーかと思えば後逸で自責点は1となれば荒ぶっても仕方がないような不遇に今季はイニング途中での交代でマウンドに行くのが投手コーチではなく吉井監督だったから、でもないでしょうがそこはロメロにならなかったのが不幸中の幸いではあるものの次も同じだったらどうなるか、そこは蓋を開けてみなければ分かりません。
メルセデスにしては全体的に高めのボールが多くはありましたが粘り強く投げていただけにもったいない敗戦で、そして可哀想すぎます。
この体たらくでは明日に日本中が注目するであろう山本との投げ合いとなる佐々木朗、佐藤都のファインプレーのときにブルペンらしきところで雄叫びのような瞬間が映り込んでいましたがその後の展開に頭を抱えて、完全試合を含むノーノーをやってやられる珍しい一人となる恐怖に打ち震えているかもしれません。
キャリアハイを目指せ
メルセデスを継いだ西村は球団初、史上11人目の初球に危険球退場となりましたがスクランブル登板の坂本が抑えて、先日の坂本がそうでしたがコツコツと積み上げたご褒美でいいところで使ってもらえたのに結果を残せなかったそんな西村が残念ではあります。
しかし坂本がしぼまずに頑張っているのですから西村も頑張れ、坂本は課題のコントロールで崩れる気配が無い別人モードでキャリアハイへの期待が高まります。
手も足も出ず
今井がよかったと言ってしまえばそれまでですが初安打は八回に安田がやっとこさで、九回には中村奨が2安打目でチャンスを作りましたが追い付かない程度の反撃に終わっての完封負けは大宮まで足を運んだロッテファンにはこれ以上に無いいたぶりとなりました。
強風の影響もあったのか左打者の内が絶妙なコースに決まってこれでもかと攻められて、それが分かっていても腰を引いてしまうしかない苦しさです。
今井と言えば四球から崩れるのがお約束ですが1個目が六回にやっとで仕掛けるきっかけさえ掴めず、2つの死球で出た走者もきっちりとゲッツーで潰してその六回に平沢が四球を選ぶまでは残塁ずら無く、11三振のうち見逃しが4つといいようにやられてしまった手も足も出ない亀状態です。
誰も彼もが打てなかったのでどうでもよかったりはしますが平良で外したポランコを今井にぶつけた不可解さ、が最後に手仕舞っての負け越しカードでした。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 |
| 西武 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 2 | 7 | 1 |
◆4月13日（木） 西武−千葉ロッテ3回戦（西武2勝1敗、18時2分、大宮、17,552人）
▽勝 今井 2試合2勝
▽敗 メルセデス 2試合1敗
▽バッテリー
千葉ロッテ メルセデス、西村、坂本、小野—田村、佐藤都
西武 今井—柘植