安田が元気であればそれでいい

実況の認識では井口監督が我慢をして使っている若手らしい安田は、しかし永久凍土打線では堂々たる主軸の一人です。
前のカードでタコを重ねた注目の今日は一打席目に右足がピクピクしかけましたが二打席目以降は時折に体全体が上下するのを除けば目立った変化も無く、そして期待が高まった四打席目こそ変則左腕に屈しましたがマルチヒットですのできっと大丈夫でしょう。
まだ数字的に可能性が残っているうちはもちろんリーグ優勝もCS圏内も大っぴらに諦めたなんて言いたくはありませんが、しかしもう個々の選手の来季以降を視野に入れての観戦となっている自分はどうにも止まらない、二軍が大敗しても西川、山本、池田にヒットが出れば喜びます。

KL砲は永遠に続く

だからこそ最終回は一ヶ月ぶりのヒットを打った藤原をそのまま打席に送りたかったのですが、お約束のレアードでした。
先に登場した角中がヒットでしたからこのコンビの代打起用はこれからも続くのでしょう、頭が痛くなります。
そんな今日は高橋が相手ですので予想どおりに苦労はしましたがチャンスが無かったわけでもなく、しかしバッテリーミスとエラーによる得点だけで打点ゼロ、ここぞで一本が出ないのは大好きな目指す繋ぎの野球ができないバントミスもありましたしそれも含めて下位打線がブレーキとなりました。
それが下位だから、ではあるのですが茶谷は絶好のチャンスだったのに三振、ゲッツーと戦犯もので、見逃し三振などはそれを引きずっていたようにも見えましたが井口監督にこれ以上の口実を与えないためにも明日に頑張れ、隅田ですからスタメンから外れることは無いはずです。

竹槍と大砲の差だな

石川もタイムリーは許しませんでした。
しかし四回二死までパーフェクトに抑えたところからクリーンアップに三者連続アーチを浴びて、竹槍と大砲の差を痛感する惨事です。
森、山川にはファールで粘られた挙げ句に狙ったところより内に入ってしまったコントロールミス、それで気落ちしたわけでもないでしょうが呉念庭にも高めに浮いた投げミスでしょう、そこまでも、それ以降も隙の無い、中5日ながらも本人も調子がよかったと語るピッチングだっただけに残念すぎました。
益田はともかくまたビハインドで突っ込まれた東條は最低でも倍増の査定でなければ可哀想、そして益田は引き続きシンカーがまともになりつつあるので暴れ気味のストレートも荒れているのではなく荒々しさに思えてしまうえくぼ感があり、しかしこのままのポジションでよいと考えます。

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西武 0 0 0 3 0 0 0 0 X 3 5 1

◆9月6日(火) 西武−千葉ロッテ23回戦(ロッテ12勝11敗、18時、ベルーナドーム、9,882人)
▽勝 高橋 23試合10勝7敗
▽S 平良 51試合1勝3敗7S
▽敗 石川 19試合7勝6敗
▽本塁打 森8号(石川)、山川38号(石川)、呉念庭5号(石川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、東條、益田—松川
西武 高橋、公文、平良—森

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